2019/04/30

志々島へ (2019春の島旅 4 )

《2019年4月7日 粟島→志々島→粟島→詫間

次は「あしま」で志々島へ向かいます。
相変わらずお天気が良く、海は穏やかです。


船内はこんな感じです。
少し狭めですが、横になるスペースもあります。

階段を下りた前方の船室。



1100 出港。
私はデッキで過ごしていたのですが、後から乗ってこられた地元の女性が話しかけてこられて、ずっとお話していました。


15分で、粟島の東部にある上新田に到着。その方はここで下船されました。
「自転車で来てもいいけど、船で来ると楽なのよ」と仰っていました。

また15分の乗船で志々島に到着!


上陸したすぐのところに、丁寧な散策案内図。


今回、私は「大楠」を見てみたかったので、目的に向かってまっしぐらです。

ところどころに案内があったので迷わず進みます。


少し登ったところで小休憩。振り返ると港が見えました。

もう少し行ったところに道標。
ここからは少し下りますが、道が整備されているとは言うものの、雨が降っていたらちょっと厳しいかもしれません。

と、慎重に下りていくと。。
ついに、見えてきました。




うーん、素晴らしい。
何か包み込まれるような安心感があります。
登ったり下りたり、頑張って来た甲斐がありました。



帰りは桜を愛でる余裕も出てきました。
「大楠」の道標の近くに、楠の倉展望台へ行く道標もあったのですが、自分の体力を考え今回は無理せず、また次回の楽しみとしました。

桜も本当に綺麗でした。



さてさて港の近くまで下りてきましたが、汗だくで喉はカラカラ。休めるところはないかな?と歩いている時に「くすくす」と言う看板を発見。入ろうと思ったら「休憩中」の札がかかっています。うーん残念と思っていたら、奥から女性が出てこられてどうぞと招き入れて下さいました。

冷たいコーヒーを飲んで一息つき、お店の女主人と暫しお話。
彼女は神戸から移住されたそうです。現在の島の住人は十数人。「私もここで暮らそうかしら、でももう歳だし」と言ったら、「ここではまだまだ若いほうよ」とのことでした。

お嬢さんが描かれたヤギのイラストと目が合ってしまい、トートバッグを購入。
一緒に写っている「ことりっぷ みとよ」をいただいたので、また来なくては行けません。

ところで、この「くすくす」でも話に花が咲き、写真を一枚も撮っていないという体たらく。こちらに写真が載っていますので参考まで。



さて、「あしま」に乗ってまた粟島へ戻ります。

上新田で、先ほどここで下りた女性がまた乗ってこられました。
「あらっ!」と言うことで、また話が弾む弾む。。。

さてさて、粟島へ戻って、まだお昼を食べていなかったので「ル・ポール粟島」へ行ってみました。

お昼の営業時間終了まであまり時間がなかったのですが、山登りでお腹が空いていたので、ランチをがっつり。食後のコーヒーもいただいて満足満足。

この後、ルポールの係の女性と島の話をしているうちにあっという間に時間がたってしまいました。彼女からは粟島の「城ノ山展望台」を勧められたので、それも含めてまた来なくてはいけませんw

と言うことで、私にしては珍しく話してばかりでしたが、貴重な話や楽しい話をたくさん聞かせていただきました。
後ろ髪を引かれる思いで粟島を後にします。



須田渡船場に戻ってきました。
「振り出しに戻る」と言う感じの写真ww

でも、この日はこれで終わりませんでした。
コミュニテイバスの時刻までまだ少しあるからと、トイレを借りて、ゆっくりバス乗り場へ行くと。。
何と、バスの時刻が変わっていてバスは行ってしまった模様。。
この旅の計画を立てたのは3月で出かけたのは4月。年度替わりの時期は気をつけないといけません。

どうしようかと暫く考えましたが、まだ明るい時間でしたし、とりあえず歩き出しました。そのうち3つ目のバス停に到達して、もう一度時刻表を見たら。。どうも、もう少ししたら次のバスが来そうです。と言うことで無事バスに乗って詫間駅まで来たのでした。

朝、預けた荷物を受け取って、次の目的地へ向かいます。

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