予讃線の多度津行きに乗って、10時過ぎに観音寺駅に着きました。
この駅に降り立ったのは初めてです。駅のコインロッカーに荷物を預けて、伊吹島行きのフェリー乗り場へ向かいます。
へんろ道の立派な道標が建っていました。
観音寺のマンホールは「寛永通宝」。
一の谷川沿いに港へ向かって歩きます。
桜が綺麗でしたが、どこに焦点が合っているのか不明な写真w
ブラブラよそ見をしながら、約30分でフェリー乗り場に到着。
伊吹島行き「ニューいぶき」が停泊しています。
乗船券は、「伊吹ゆき」と「観音寺ゆき」の色が違います。
出港までまだ20分ぐらいありましたが、乗っていいよと言われたので乗船。
すでに乗っている方もチラホラ。
建造は1994年の船ですが、なかなか綺麗に保たれています。
1120出港。約25分で伊吹島に到着です。
島に着いて、さあ散策開始。いきなりの登りです(島には有りがち)。
八幡神社にお参りして
綺麗な桜を愛でて
猫さんにもご挨拶。
しばらく歩くと、さっき着いた港とは反対側の海が見えてきました。
そこから、もう少し歩いたところに(正確には道を間違えながら)、目的の「伊吹産院跡」がありました。
産院とありますが、出産時だけでなく産後1ヶ月ほど母子で過ごして居たという「出部屋」と呼ばれる施設です。厳しい島の生活の中で、産後1ヶ月は育児に専念できた全国的にも珍しい習俗。
こちらは小学校前の掲示板。アサギマダラって、昨年姫島に行った時にそこが飛来地ということを知りましたが、伊吹島にも飛来するのですね。
さてさて、港へ戻って、今度は西の方の高台へきてみました。
金田一春彦氏の歌碑越しに港を眺めながら、新居浜駅で調達した行動食でお昼。最高の時間です。
港へ戻って
観音寺港からの帰りは、観音寺市のりあいバスを利用しました。
こんな立派な待合室もあります。
乗り場の横にあった飲み物の自販機には名産の「伊吹いりこ」のCM。
この時乗ったバスは貸切状態でした(^^)。女性の運転手さんに「図書館は市役所の横ですね?」と確認したら、なんと図書館の真ん前で下ろしてくださいました。
ということで、図書館で郷土資料を少々読んで本日のおさらい。
駅には、次々とのりあいバスがやってきます。
途中、こんなお店でコーヒーブレイクをしながら、
本日のお宿、藤川旅館に到着。
お遍路さんも泊まる、こちらの旅館。トイレお風呂は共用ですが、掃除が行き届いていて快適でした。
こんなお土産もいただきました。ちょっと見に行く余裕がなかったのですが、寛永通宝の銭形砂絵が有名なのだとか。
夕食はこんな感じです。マテ貝は初めて食べました。面白い形をしていますね。
そして、驚きの牡丹鍋!これも初めて!!
でも臭みは全くなく、肉も柔らかくて美味しかったです。それにしても、ここでまさかのジビエ料理に出会えるとは。。
翌朝の朝食も、簡素ながら美味しい美味しい。具沢山の味噌汁で元気いっぱい。
宿を出て、駅へ向かう道すがら、こんな公園もありました。
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