「きたかみ」に別れを告げて、道南バスで苫小牧駅までやってきました。
バス停で待っている間、私と同じような一人旅の女性と話が弾みました。歳も同じくらいで乗船中からなんとなく気になっていた方でした。
座席は程よく埋まっている感じでした。
苫小牧駅で駅弁にしようかと見てみましたが、悩んだ結果これに。
飲み物との取り合わせもヘンですw
途中で見かけた牧場
母恋駅の次、終点の室蘭に着きました。
新しい駅舎です。
室蘭には前回客船で来たのが初めてで、室蘭駅には今回お初にお目にかかります。
ロッカーに荷物を預けて散策開始。
徒歩10分ぐらいの市立図書館です。郷土資料の棚から室蘭空襲の本を手に取りましたが、その壮絶な記述に心が痛みます。
散策中に見かけたポスター。
航路開設から4ヶ月未満で八戸に寄港、時刻も変更になりました(南行きのみ)。予約後に突然電話が掛かってきて驚いたのでした。
少し高い位置から海の方を眺める。
旧室蘭駅舎。観光協会が入っています。
「港の文学館」にも立ち寄りました。なかなか充実した展示です。
この後、出港時間(2050)までまだ時間があったので、軽食でもと駅に近い喫茶店に入ってみました。カウンターに常連らしい2人の女性。私は窓際の席に座ったのですが、水を運んで来られたマダムが随分と腰を曲げておられたのでカウンター席に移動。
食事は無く珈琲だけとのことでした。先の常連客が帰られた後、マダムと話をしていたら、なんと船がお好きで船旅も結構行っておられる様子。ずいぶんと話が弾みました。
派手では無いけどアクセサリーなどもきちんとされてお洒落な方です。帰り際に「また室蘭に来たら寄らせてもらいます」と言ったら「もう80なのよ。生きてたらね」とにっこりとお見送りしてくださいました。
さて、駅前のCOOPでお弁当を購入し、港へ向かいました。
フェリーターミナルまでは徒歩15分ぐらいなのですが、暗くなってきて人通りも少ない道なので、タクシーに乗ればよかったかもしれません。
途中にあった運動公園の一角に灯台のようなものがあったのですが、これなんでしょう?
なんて考えているうちに、ターミナルに無事到着。
これがすっごい建物なんです。(東日本フェリーのターミナルだったらしいのですが詳しいことは知りません)
一階に受付カウンター。
二階が広〜い待合室。売店もあります。
19時過ぎに「シルバークィーン」が入港してきました。
1920接岸終了
20時過ぎに乗船開始。長い長いボーディングブリッジを通って船へ。
ようやく乗船。
実は「シルバークィーン」に乗るのは初めてです。
1等洋室を利用しました。
テレビの下にある棚に入っていた茶櫃。こういう入れ物はほっこりしますねぇ。
早速レストランで夕食。
オートレストランです。
COOPで買ってきたお弁当は「500kcal未満のお弁当」なのですが、ザンギも加えたのでバランスを考えてくれた栄養士さんの努力は実りませんでしたw
2050 出港です。
2107頃、白鳥大橋をくぐりました(何回か撮って比較的マシな写真)
ここまで来たら寒くてたまらなくなったので船内に入り→急いで入浴→就寝。
(浴室の利用時間が20-22なんです。結構厳しい)0315頃、大きな音で目を覚まし窓の外を見ると。。どうやら八戸に着いたようです。でも寒いのと眠いのとで外に出る気にはなれず。再びお休みなさい。
0720頃、デッキに出ると船は宮古湾に入ったところでした。
0735 港のターミナルが見えてきました。
ターミナルに入ると大きなパネルがお出迎え。
こちらも立派なターミナルです。
売店の一角では軽食も注文できます。
朝食として宮古ラーメンを注文。魚介でとったあっさりしたスープに細縮れ麺。大きな海苔がトッピング。最近がっつり系のラーメンが苦手な私にピッタリの美味しい味でした。
フェリーを見ながらいただきました。
0820頃、ターミナル1階に下りて
ターミナル前から、宮古駅前行きのバスに乗りました。
このバスも、ダイヤ改正後どうなるのかすぐにはわかりませんでしたが、ちゃんと新ダイヤに対応していてホッとしました。
今、室蘭港です。2ヶ月半前なのに、まだ苫小牧駅と周辺ビルとの連絡通路がありますね。どんどん寂れていく駅に残った駅弁屋兼カフェが最後の穴場です。シルバークイーンはオートレストランが充実しているのも魅力ですね。
返信削除もう、乗船された頃ですね。
削除苫小牧駅の連絡通路、足の部分だけ残っていて。。ちょうど工事の途中なのでしょうか。「Cafe駅」では、中で食事しようか、お弁当を買おうかと迷った挙句におにぎりとガラナというわけのわからない組み合わせになってしまいましたw
「シルバークイーン」は初乗船でレストランの様子がわからなかったので、お弁当を持ち込み。本当は室蘭やきとりにしたかったのですが、ちょうど手頃な量のものがなくて断念しました。