朝、明るくなってから外を見ると、宿泊したホテルは港のすぐ近くでした。
チェックアウト後、港まで行ってみます。このブルーとアイボリーの桟橋の屋根が三原港らしい。3年前にこの港から船に乗ったことを思い出します。
出入り自由の改札
表に出てみると、「航路マップ」が新しくなっていました。
駅への道すがら
三原駅から山陽本線 福山行きに乗車して
二駅先の尾道で下りました。
駅からすぐの尾道ポートターミナルへ。
備後商船の高速船「ニューびんご」に乗ります。
尾道から乗船したのは私一人でした。9時台の便だったので、もう通勤通学客はおらず、平日なので観光客も少ないから。。といったところでしょうか。
高速船なので外も見づらいし、ということで写真も撮らずに常石港まで。
帰り際に他船から撮った「ニューびんご」の後ろ姿です。
実は、帰りに乗る予定だったフェリー「百風」を楽しみにしていたのですが、なんとドック中で、代船の岩城汽船「第十親交丸」が運行されていました。やはりこの時期はドックに入る船が多いのですねぇ。まぁ、いつもとは違う珍しい船に乗れたということで良しとしましょう。
港を出ると、すぐに常石造船が見えてきます。
ここに元「ふじ丸」が係船されているということを聞いていました。
「ふじ丸」という船名が消された上には「MIRA 1」とあります。
この船はこの後どうなるのでしょうか。
いろんな角度から「ふじ丸」を見た後、ようやく船内に入りました。
福田港、満越港に寄った後、向島の歌港へ。
この歌と向かいの戸崎の間にもフェリー航路があります。
あとは尾道へ
尾道造船。デッカイ船を建造中。
橋が見えてきました。
手前が「尾道大橋」、向こうがしまなみ海道の「新尾道大橋」
ちょうど電車が走って行きました。
橋をくぐって振り返ると、尾道渡船「にゅうしまなみ」が見えます。
こちらは福本渡船「第拾貳小浦丸」
1108 尾道港に戻ってきました。
次は隣の渡船乗り場から、向島運航の船に乗ります。
運賃は、相変わらず大人100円。
向島で渡船を降りたあとは、5分ほど歩いて福本渡船へ。
ここは相変わらずディープな雰囲気w 運賃はなんと60円。
そろそろお腹が空いてきたので「やまねこカフェ」でランチを頂きましょう。
ひじきと押麦の和風カレーコロッケ、お豆富ステーキ、おからの炊いたん等。旅先では嬉しい「やさいランチ」にしました。コーヒーなどの飲み物付き。
食後は少し歩いて、西國寺へ
仁王門のわら草履が凄い!
不動堂からの眺めが素晴らしいです。ここまで頑張って登ってきた疲れが吹き飛びます。
駅へ戻る途中に、古書販売の尾道書房さんへ立ち寄りました。
欲しい本があってネット検索したところ、ここにセットであることがわかったのですが、せっかくこちら方面へ旅する予定があったので実際に本を見てみたくなったのでした。その旨お話しすると、すぐに奥から本を出してくださって本の状態も確認し購入を決めました。
店主さんとのお話しも楽しく、やはり来てよかったと思ったのです。
実はこのお店、道を挟んだ向かいのビルにも店舗があり1階はバーで壁一面が書架となっているおしゃれな空間。2階は書庫。そちらも見せてもらいました。
購入した本は郵送してもらったのですが、帰宅後に届いたのがこの「船の雑誌 全7巻」柳原良平編集。素晴らしいです。旅先での思い出とともに楽しんでいます。
こんばんは
返信削除実は、昨日乗った某島行きの船が「瀬戸内クラフト」製でした。何処にあるのだろうと地図を調べていたら尾道港と向島の歌港の間。しかも、対岸はあの「おーしゃんのーす」の生まれ故郷の尾道造船でした。海上から現場検証できる航路は無いのかと昨日から思っていたら、いきなりこの記事に答えがありました。なので、これにはちょっとびっくりです。やはりここには、行かなくてはなりません!(笑)
船旅の途中、味のある古本屋さんで、これまた味のある船の本を購入というのもなかなか粋ですね。別館の山の記事にもコメントを入れておきました。別館も粋な写真が多いですね。
こんにちは
削除「瀬戸内クラフト」地図上で確認しました。あの時は右舷側に座っていて尾道造船で建造されている大きな船に見とれており、左舷側は全然見ておりませんでした。
と言いますか、常石グループのツネイシクラフトは今回乗った「ニューびんご」や「ともがしま」「まりん・あわじ」そして我が県の「クルーズ庄川」などを造った会社として知っていましたが、瀬戸内クラフトは初耳でした。
最近、古本を購入する機会が結構ありまして、次回東京へ行った時には神田あたりも散策してみようかと思ったりしています。そして、ほとんど猫ブログというか放置状態の別館にもコメントいただきありがとうございました。