2017/03/24

福山市営渡船「朝鮮通信使船」(2017瀬戸内の旅/冬 5 )

《2017年2月26日 鞆の浦→神戸》

昨夜は福山で宿泊しました。
利用した「福山オリエンタルホテル」がなかなか良かったです。早めにチェックインしてお風呂に直行。壺湯で温まりました。
朝食バイキングでは郷土料理の「うずみ」や保命酒が用意されていました。
「うずみ」は江戸時代の倹約政治により、贅沢品とされた具材をご飯でうずめて(隠して)食べたのが始まりと言われているそうです。




福山駅前から鞆鉄バスで約30。この日は鞆の浦を散策。
前日、駅の観光案内で時刻表やパンフレットなど入手。親切でとても要領良い案内でした。

まずは、市営渡船のりばへ


なんと、この時期は「朝鮮通信使船」が運行されておりました。「いろは丸」じゃないんですね。と言ったら新聞記事を見せて説明してくださいました。福山の方って皆親切です。
記事をよく読んだら、この船は2010年まで主に運行されていた「第二べんてん」を吹き流しなどで飾ったもののようです。





「平成いろは丸」は仙酔島の桟橋に係船されておりました。






鞆の浦に戻って、散策を開始。
県営桟橋の方へ歩いて行くと「走島汽船切符売場」がありました。


桟橋には、ちょうど走島行きの「神勢丸」が着桟しています。
なかなか姿のいい船ですね。残念ながら今回は事前にこの航路に気づいておらず。。。
また次回乗りたいと思います。








常夜灯の方にも歩いてみました。


ちょうど、先ほどの「神勢丸」が出港していきます。




常夜灯の側にある「いろは丸展示館」
1867年に鞆沖合で起こった「いろは丸」と「明光丸」の衝突事件に関する展示でした。





保命酒屋に立ち寄り、使われている漢方薬の香りが嫌いじゃなかったので自分用及びお土産として購入。





また鞆鉄バスで福山駅へ戻り、新幹線にて神戸へ向かいました。







神戸に着いて出かけたのは紀伊國屋書店。
気になっていた『港町神戸 今昔鳥瞰図 2017&1868』を入手しました。副題に「神戸開港150年メモリアル」とあるように、昔と今の比較が面白い。細かく描き込まれた図はどれだけ見ていても飽きません。もちろん、神戸ですから港に入港、停泊している船も多数描き込まれていてそれも船好きには堪りません。




夕飯は、新神戸駅で買ってきた「六甲山縦走弁当」をいただきました。これ以前から気になっていたのです。山登りしたわけでもないのですが、一人旅の時は結構歩き回るので、まあ良しということで。
おかずも充実しています。いかなごのくぎ煮が嬉しいです。



4 件のコメント:

  1. 鞆の浦って何処だろうと思ったら、実はここから尾道まであの尾道造船と瀬戸内クラフトの間隙を縫う航路がありますね。

    福山は通り過ぎたことしかないのですが、福塩線・三江線という魅力ある超ローカル線で日本海側に抜けられるのでこの鉄旅も組み合わせた旅程で頭の中がいっぱいになってしまいました。(特に三江線は来年3月末で廃止なのでなおさらです。)

    鞆の浦の町並みはいいですね。でも船や鉄道のことばかりで、今回の妄想の中では散策はできないでいます。

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    1. おはようございます。
      お返事が遅くなりました。
      ブログをほったらかしにして、東京方面へ行っておりました。今回は伊豆大島へ日帰りで船旅も。

      尾道ー鞆の浦航路は季節航路であったように記憶しています。(以前は定期航路もあったと聞きましたが)
      福塩線・三江線って、瀬戸内海から日本海へ続いているのですね。凄いなぁ。

      実は、鞆の浦に行った日は北木島へ行くことも考えていたのですが、鞆の浦という港町はずいぶん前から気になっていたので今回はこちらへ行きました。そしてまた走島航路という魅力的な船を見つけてしまいました。はぁ。。

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    2. 伊豆大島とは先を越されてしまいました。ちょっとだけ羨ましいです(笑)。ブログ記事を楽しみにしています。

      尾道-鞆の浦航路は季節航路で土日祝だけなのですね。これだと、うまく時季と曜日を合わせなければなりませんね。北木島も前から気になっているのですが、土曜日だけ真鍋島経由で多度津に抜けられる便があるので、この航路で瀬戸内海を横断したいなと思っています。でもこれも日程の調整が難しそうです。

      GWの予定を立てようとしておりますが、妄想の上では欲張りすぎて全然決まらないでいます。はぁ。。

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    3. 実は「橘丸」に乗りたかったのですが、ちょっと日和って大島へ。それも行きはジェット船、帰りは「さるびあ丸」と欲張ってみました。

      笠岡から多度津へ行ける航路があるとは!それも私がこの間乗った三洋汽船なんですね。自分が乗ろうとしている船のことしか頭にありませんでした。。。
      でも、いいことを教えていただきましたので、またいつか乗ってみたいと思います。ありがとうございました。

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