2014/08/12

7/8 北千島列島沖、その2(千島列島とロシア探求の旅 10)

志林規島 Antsiferov (Kuril Islands)

さて、午後の部です。最初に到達したのは、

志林規島(シリンキ) Antsiferov (13:36)
幌筵島の南西に位置する直径3キロメートルの小さな島ですが、ここは千島列島のトドの五大繁殖地のひとつ。
この写真ではよくわかりませんが、アップにしてみると。。。



志林規島 Antsiferov (Kuril Islands)

このとおり。
ウォー、ウォーという鳴き声が大合唱で響き渡っていました。

志林規島 Antsiferov (Kuril Islands)






幌筵島(パラムシル) Paramushir (14:53)
千島列島と北方四島をあわせると、択捉島に次いで2番目に大きな島。

後鏃岳 1,772m
今までの霧や雲が一気に晴れて、美しい姿を見せてくれました。

幌筵島 Paramushir (Kuril Islands)


幌筵島 Paramushir (Kuril Islands)


幌筵島 Paramushir (Kuril Islands)


幌筵島 Paramushir (Kuril Islands)

千倉岳 1,816m

幌筵島 Paramushir (Kuril Islands)


幌筵島 Paramushir (Kuril Islands)






阿頼度島(アライド) Atlasov (16:53)
幌筵島の北西に位置する小さな火山島。

阿頼度山 2,339m
千島列島の中で一番高く、阿頼度富士とも呼ばれている。

阿頼度島 Atlasov (Kuril Islands)


阿頼度島 Atlasov (Kuril Islands)


幌筵島 Paramushir (Kuril Islands)


阿頼度島 Atlasov (Kuril Islands)






17:45 夕食は握り寿司でした。
鯛茶碗蒸し、茄子のはさみ揚げ、赤だしなど。







第2クリル海峡 Second Kuril Strait  (19:13)
最後に、幌筵島と占守島を隔てる第2クリル海峡を航行しました。
この時点で19時を過ぎているのですが、こんなに明るいのです。この日の日没は20:50頃でした。

第2クリル海峡 Second Kuril Strait


第2クリル海峡 Second Kuril Strait


皆さんの格好を見ておわかりの通り、かなり寒いのです。でも、皆いつまでもデッキに出ていました。ほとんどの方が、カメラか双眼鏡を手にしていましたねぇ。

第2クリル海峡 Second Kuril Strait


第2クリル海峡 Second Kuril Strait


第2クリル海峡 Second Kuril Strait


第2クリル海峡 Second Kuril Strait


ということで、息を飲むような素晴らしい自然の中で、この日は暮れていきました。


8 件のコメント:

  1. 旅好きおやじ8/13/2014

    胸躍る風景の数々・・・高鳴りを感じます。
    結構寒いんですね。
    それにしてもいい写真ですね。

    私、「ぱしふぃっくびいなす」で握り寿司は
    いまだかって食べたことがありません。
    お味は如何でしたか・・・?
    美味しかったことは当然でしょう・・・ね。

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    1. 刻々と変化する風景。素晴らしかったです。
      今思い出しても、美しさにため息が出ますね。
      気温は北へ行くほど寒くなってきました。デッキの寒さはご存知の通りです。

      握り寿司は、確かに今まであまりなかったですね。
      シェフも新しいメニューの開発に工夫されているのでしょうか。
      もちろん、美味しかったです。
      また出してほしいですね。

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  2.  えっ、トドだらけの・・・志林規島なんですねぇ。

     うーん、闘ったら・・・負けそうなんで、上陸したくは・・・無いですよ。

     そうそう、そっちの・・・山々は、何とか 富士山と・・・言えそうですよねぇ。

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    1. トドと戦うのは危険ですのでやめて下さいね。そうでなくても、この島は崖だらけなので上陸は難しいかと思われます。
      えーっと、私としては、地元の山々に特に「何じゃら富士」という名称はいらないと思っておりまする。

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  3. こんにちは
     す、す、すご~~~い景色ですね、山の稜線、空と海と山の色目が覚めるようなブルー・・・
     時のたつのも忘れて見入ってしまう気持ちよくわかります。
     そして、この場所で握りずしに茶碗蒸しですか、なんと贅沢な時間なんでしょう。

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    1. いや〜、あんな大自然はなかなか見ることができないですね。
      それも、次々と現れてくるのですから。。

      そんな感動的な時間の中でも、人間はやっぱりお腹が空くわけで、美味しいご飯の話も忘れないのが、このブログでございます。

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  4. 素晴らしい景色ですね、お天気にも恵まれ。

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    1. なかなか行けないところですから。いい経験をしました。
      結構霧や雲が厚かったりしたのですが、それもまた、いい雰囲気をだしていました。何より、乗船客皆さんの思いがお天気を呼び寄せたのかもしれません。

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