南海・オーシャン乗り継ぎ (3) オーシャン東九フェリー(その2)

出港時間が近づいて来ました。
せっかくですので、船首側のデッキで出港準備を見守ります。




こんな場所で見学できるのは、なかなかないことなので、バウバイザーが下りてくるところを動画撮影してみました。



準備も整ったようです。







予定時刻を20分ほど過ぎて、汽笛とともに船は岸壁を離れました。
地元の方の話だと、いつも汽笛を鳴らすわけではないそうで、今回はラッキーなことばかり。



北九州をめざして、いざ行かん。





とにかく、お天気は良好。気分も最高。



デッキを歩いて後方へ。今度は航跡を見るのです。





出航後もしばらく潮風に吹かれていましたが、ようやく船内に戻ってきました。
Bデッキ前方には、こんな場所があります。給茶設備もあるし寛ぐには最高。
と思ったのですが、実際に座ってみると、海が見えないのです。。。
うーん残念。
やはり、海を見るにはオーシャンプラザ横の椅子が一番のようです。





16:55頃。素晴らしい夕景にも出会えました。







この船はレストランはなく、食事は冷凍食品などの自販機から24時間いつでも利用できます。メニューは結構豊富。ぐるぐると見て、迷った挙げ句、「チーズクリームリゾット」と野菜ジュースで夕食にしました。



出来上がりは、あまり写真の被写体とするほどのものでもありませんので、パッケージをご覧下さいw

そうそう、この後お風呂に入ったのですが、誰もいなくて。
お風呂は快適でしたが、脱衣場がいまいち寂しいのです。
ちょっと困ったのは、ドライヤーがなかったこと。部屋に戻ってもなかなか髪が乾かなくて、、、寒い時期だったらドライヤー持参かな。

結局、完璧に乾かないうちに、寝てしまいました。



翌朝は5:00に目が覚めて、いそいで身支度。
5:40定刻に、新門司に到着しました。
外はまだ真っ暗。
その上、天気予報どおりの雨。
昨日はあんなに良いお天気だったのに、気分はちょっと下がり気味です。



下船後ターミナル玄関から、すぐに送迎タクシーにて門司駅へ向かいました。
タクシー利用者は3名。
タクシー1台に3人乗れば、門司駅までのタクシー代金の約半額は船会社が負担することになるのかな。あるいは、この距離を路線バスが走っていたとすれば、それくらいの運賃になるのだろうか。。。などと、まだ暗い風景を眺めながら考えていたのでした。




最後に、案内所奥にある時計のようなもの。船の揺れの程度を計る傾斜計です。
これにより、船の揺れが10°以上になるとクオカードがお見舞いとしていただけるそうです。ユニークなことを考えますね、オーシャン東九。