朝5時過ぎに目が覚めてしまいました。
窓越しに港の方角を見ると、船が停泊しています。朝一番に出港していく船なのでしょう。それにしても、ファンネルのあたりがごちゃごちゃしているような気がするのですが、角度の問題かな?とまた寝てしまいましたw
6時過ぎにまた港を見ると、礼文島香深行きの一番船が出て行くところでした。
「フィルイーズ宗谷」です。
と、ここでようやく気がついたのですが、2船が重なって見えていたのですね。
そして7時15分、今度は利尻島鴛泊行きの「サイプリア宗谷」が出港していきました。
ここまで見学したところで満足。
朝食時に3人集合し、本日の打ち合わせです。
今日はフェリーには乗らずレンタカーで稚内を回ります。
最初にホテル近くの「北門神社」に立ち寄り、今回の旅がうまく行きますようにと祈願しました。立派なお社です。
そこからは東へ向かって走り、昨日降り立った稚内空港も過ぎて「宗谷岬」へ。
「日本最北端の地」です。
遠くに、うっすらと何か見えるような気もしたのですが、あいにくの曇天でその影が陸地なのか雲なのか、何者なのかはわかりませんでした。
遠く北の方角を見つめる間宮林蔵の像
この地図のそばに「宗谷岬」の歌碑があり、何となく口ずさんだら、、、
「流氷とけて 春風吹いて ハマナス咲いて カモメも啼いて」
普段歌なんておよそ歌わないだろうと思っていた私が「歌を歌った!」と友人2人がびっくり。いやいや、確かに人前で歌なんて歌いませんが、私も不思議です。自然に歌っていました。
すぐそばの宗谷岬郵便局にも立ち寄りました。
稚内に戻って稚内駅に立ち寄りました。
大雨でJRの運休が多数発生していたので帰り予定していた電車がどうなるか聞いてみたのですが、、「それは当日でないと何ともわかりません」と。まぁ当然ですね。
でも、昨日運休していた「スーパー宗谷」がちょうど到着していたので、今日は動いたんだと何となく明るい気分になったのでした。
「北防波堤ドーム」
ここ、何となくアングルが難しいです。あちこちから写してみましたが、結局、これが一番収まりがいいように思いましたが。
ここから稚内公園へ向かって登って行ったのですが、途中で何とエゾジカのご一行に遭遇しました。多分家族でしょうか、大人の鹿が3頭とバンビが2頭。
いやいや、こんな近くで見たのは初めてです。あまり何にでも「感動」しないほうなのですが、これには感動!夢の中のような出来事でした。
稚内公園に到着しました。右の方にあるのは「開基百年記念塔」
(この写真はパノラマで撮っています。クリックで大きくなります)
ここからは稚内市街や湾がよく見えました。
右下に写っている白い椅子はブランコなんです。しかも漕いだら足下は宙に浮くという、、スリル満点の。私は乗るのは遠慮いたしましたw
海を眺めていたら、ちょうどハートランドフェリーが入港してくるところでした。
次は少々南下して「抜海駅」へ
ここは、日本最北の木造駅舎であり無人駅。
駅舎を出て帰ろうとしたら、ちょっと異国の血が混じっていそうな綺麗な猫ちゃんに出会いました。
ノシャップ岬にも立ち寄りました。
ちょうど10年前に来たことがあります。イルカのオブジェと赤白の灯台が懐かしい。
この後、フェリーターミナルに立ち寄って、明日の下見、確認など。
向かいの国際旅客ターミナルの岸壁には、7月から再開されていた稚内−コルサコフ航路の「PENGUIN33」が停泊していました。珍しい船を見ることができてラッキーです。
夕食は稚内副港市場内の底曳船というお店でいただきました。
最初はビール♪
姫ホッケやタコ刺し
その後、各自定食など頼みましょう。ということになったのですが、、
メニューには右側のみ写真が載っていたので、軽くこれくらいで。と注文したら、何と左側のセットがもれなく付いてきてびっくり。
でも、港が見える特等席での食事は満足でした。
こんばんは。
返信削除宗谷岬の向こうに見えるのは、サハリンなのか雲と海の光の加減なのか判断が難しいですね。私もこの目ではっきりしたものを見るために、また稚内に行かなくてはならなくなってしまいました。料理がおいしそうですね。稚内はいつも泊まるだけで、実は大して観光しておりません。ロシア料理店なんかもありそうで、何日か滞在してゆっくり観光するのもいいかもしれません。
抜海駅の稚内方面は一日4本から3本に減ってしまいましたね。北海道の過疎化の現実。少し寂しいです。
稚内-コルサコフ航路は、船は変わりましたが期間限定で復活したのですね。船で外国には行ったことはないので、この航路はチャレンジしたいですが、また無くなったりしないうちに行けるかどうかですが...
おはようございます。
削除稚内のロシア料理の店、とても行きたかったのですが、同行者が和食好みで2対1で負けました。次回は1人で行ってリベンジしたいと思います。相も変わらず、次は次はと言っておりますが、実現できるかどうかはわかりません。
稚内ーコルサコフ航路は、ハートランドフェリーが就航している時に一度は行ってみたいと思いつつ実現しませんでした。代わりに登場したPENGUIN33は、運行がロシアの会社で船も小さいので乗船するのはちょっと勇気がいりそうだなぁと(私の場合)、思っています。