2012/08/16
青森から北海道へフェリーの旅 (3) 川崎近海汽船シルバープリンセス
しばらく更新が滞っておりました。
夏負けしたのか、体調を崩し4,5日ダウン。。もう若くありません。
とりあえずは日々の生活に支障がないほどに回復しましたので、ようやく再開です。
というか、まだ船に乗ってさえいませんでしたね(^^;
まず最初のシルバープリンセス。
乗船予定時刻は出港時間の1時間前、20:15の予定でしたが、20:00には放送があって乗船が始まりました。
こういう予定変更は嬉しいです。
人道橋を通って、エレベーターを降りると5甲板のエントランスホール。
案内所の左には小さなお土産物コーナーもあります。
今回私が利用したのは1等洋室2名部屋です。(6甲板)
ほんとうは2等シングル(寝台)の個室を利用したかったのですが、予約の時点で満席でした。窓無しですが、2等との差額2,000円ちょっとで個室が利用できるのですから人気も頷けます。
個室はカードキーの自動ロックで便利です。
そして、こちらが1等洋室2名部屋。
2段ベッドですが、海側に窓のある広々とした部屋です。
コンセントも、ベッドランプに各1個、窓際の丸テーブルの下の方に2個、そして洗面台の横に1個と充分。(実はテーブル下のコンセントに気づかず、ポットを洗面台横に置いて不安定だなぁ〜と思いながらお湯を沸かしていました。。コンセントに気づいたのは、帰ってきて写真を見直してからという粗忽者。。トホホ)
1等室の備品は、浴衣にタオル、歯ブラシ、石鹸。
ベッドの向こうにあるクローゼットには、スリッパと茶器セットも収納されていました。
さて、部屋の確認および写真撮影が終わったところで、出港まではまだまだ時間があります。
そこで、急いでお風呂に入ることに。
展望浴室は最上階の7甲板にあります。このフロアには他に特等室があるのみ。
一番乗り!と思っていましたが、残念ながら先客がいらっしゃいました。まぁ、それにしても私としては随分早いお風呂タイムです。脱衣場で一緒になった年配の女性がロッカー用の小銭を忘れて困っておられる様子でしたので、100円をお貸しして和気藹々と一緒に入浴。その方のお話によると、昔は受付でお風呂の入り口の鍵を借りてきて入ったとか。。そんなシステム初めて聞きました!
ところで、このお風呂。面白い斬新な造りになっております。
といいながら、写し方がダメダメで伝わらないと思うのですが、、、
この洗い場の向こう側が湯船になっているのです。
(普通は、手前が湯船ですね)
まぁ、個人的好みやら、いろいろご意見はあると思うのですが、私はこの造りがお気に入りです。
湯船にゆったり浸かって海を眺めている時に、突然後ろからシャワーのお湯が降って来た。なんてこと、ありませんか?この造りなら、そういうアクシデントを回避できますので。
21:15定刻に苫小牧を出港。
この時になって気づいたのですが、商船三井フェリーの深夜便が接岸していました。いつ入港していたのか、ちっとも気づいていません。おマヌケです。
シルバープリンセスは、デッキに出るドアも多く、サイドデッキ沿いに船の前方のかなりの所まで行くことができます。さすがに船首までは行けませんが、これだけ歩き回れるのは船好きとしては嬉しい限り。
無事、出港も見届けたので船内を少しまわってみましょう。
6甲板には、1等室(2名、4名)を中心に、2等シングル(寝台)、2等レディースルームがあります。
サインもスッキリしています。
こちらはベビールーム。授乳やオムツ交換ができます。
このあたりも含め、あちこちに女性デザイナーの視点が感じられます。
6甲板中央のくつろぎスペース。テレビや自販機コーナーも近くにあります。
この写真の左奥、小さな四角い窓の向こうはキッズルーム(下の写真)。窓越しに中の様子を見ることができます。
そして右奥の9枚のフォトフレームは、建造時の写真のスライドショー。
こういう見せ方はいいですねぇ。
吹き抜けの四角いスペースから5甲板を見下ろしたところ。
この階段室のデザインも特徴的ですね。
「この壁(6mm)は船の構造鋼板です」と書いてあります。
5甲板、レストラン船尾側のテーブル。コンセントが埋め込まれています。
パソコンや携帯の充電コーナー?
5甲板には、この他に2等室、1等室(和室)、ドライバーズルーム、オートレストラン等があります。
2等室は1人1人のスペースがセパレートされ個別のロッカーが設置されているなど新しい試みがされています。また、通路には椅子とミニテーブルが設置されているなど工夫がありましたが、残念ながら写真を撮ることができませんでした。
22時を過ぎて、いよいよお腹が空いてきたので、夕食兼夜食といたしましょう。
この船はオートレストランです。
お弁当を持ち込むという選択肢もありますが、私は基本的に船のレストランを利用することにしています。
レストラン横には、電子レンジや流しなどの設備。
レストラン内部。翌朝写真を撮ったので誰もいませんが、夜はかなり賑わっていました。
窓にはブラインドも付いています。
今夜はコレにしてみました。
冷凍食品は一律500円に割引中でしたが、こちらのスナックは定価どおりの400円。
お味の方は、まぁ可もなく不可もなく。特に美味しいわけではありませんが、不味くて食べられないというほどでもありません。何事も経験、経験。
ということで、空腹も満たされ部屋に戻って寛ぎました。
なかなか快適な船室でしたが、室温の調節が出来ず少し寒かったのが難点でしょうか。
翌朝の八戸港。
4時過ぎに起きて入港を見ました。
7時間30分の船旅はあっという間です。寝ているヒマもないくらい。ちょっと横になったかなと思った次の瞬間には朝になっていた、という感じでした。
次は、ぜひ昼便に乗って、この航路を楽しみたいと思います。
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シルバープリンセス。その名の通り若々しくて綺麗な船ですね。かつて「シルバーフェリーに乗りたいなぁ。」と思ったときに、この記事を参考にさせて頂いている記憶があります。
返信削除その証拠に、
「コンセントに気づいたのは、帰ってきて写真を見直してから」
で吹き出してしまった覚えがあるからです(^-^)。
この一連の旅行記を見ると苫小牧に2度(西港と東港)行かれているのですね。さすが北海道と本州を往復することは無いので、これはすごいな-と思いました。
あと、「すずらん」で敦賀からその日のうちに帰宅できるというのも新鮮でした。住んでいるところそれぞれの楽しみがありますね。
「シルバープリンセス」は、この頃、斬新なデザインのフェリーとして話題になっていて乗りたいと思ったことから始まった船旅でした。
削除その他にも、乗りたい船優先で決めて行ったらこうなった、という行程で、、あまり深く考えていません。
それでも、シルバーフェリーや津軽海峡フェリーは、この時乗ったのが初めてで思い出深いです。
敦賀着のフェリーで帰ってきたと言ったら「なぜ自宅を通り越して、遠回りするのだ」と家族に理解してもらえませんでした。
コンセントの件、他にもいいかげんな事ばかりやってます。粗忽者でございます。