「橘丸」に初めて乗りました。
東海汽船は、昨年の春に「さるびあ丸」に乗って以来なので、もうワクワクが止まりません。(正確に言うと、「さるびあ丸」には東京湾夜景航路に2度ほど乗っていてそれはそれで楽しめますが、やはり離島航路が本筋と思われ...)
5月26日〜6月2日まで横浜のYWCAで開催されていたPUNIP cruisesさんの個展「船の絵ギャラリー」にお邪魔しました。
会場では、素晴らしい船の絵を鑑賞(のあと、平日で来場者が少なかったのをいいことに船の話などあれこれと話し捲ってしまったのでした)PUNIP cruisesさんすみませ〜ん、そしてありがとうございました。とっても楽しい時間でした。
そして、クルボンとのツーショットを撮ったりと、やりたい放題。(左のちっこいのは、私が連れ歩いている旅のお守りです。偶々忘れた時に踏切事故で電車が不通になったりしてからは手放せなくなった、天候と交通のお守りです)
会期半ばで完売してしまったという超人気のマイクロファイバーのクリーナークロス「横浜港の船たち」と絵葉書セットもバッチリ入手してきました。
「橘丸」の出港時間は2230。それまでどう過ごそうかと考えて思いつきました。寄席の夜席が終わった後に竹芝に向かうとちょうどいい時間なんですよね、これが。
ということで、好きな師匠の噺も聞け、いい気分で竹芝へ。
事前に予約してあったので受付はスムーズに終了。
ターミナルの屋上に上がって、こんな写真を撮ったりしながら乗船開始を待ちます。
2210 いよいよ乗船!
今回は初乗船ということで、調子に乗って特等にしてしまいました。
部屋は601。6階右舷の一番前です。一瞬揺れるかなと思いましたが、よく考えればここは船の中央部。それに今回海は穏やかで、そんな心配は杞憂に終わりました。
この部屋がどんなに快適だったかは、彼女の表情からご想像ください。
2230 船は竹芝桟橋を静かに離れます。夜の出港もまたよきかな。
月が綺麗でした。この日は小望月。
0450 三宅島錆ヶ浜港に入港。
眠いけど、やっぱり起きないとね。初めてだし。
ここで70人ぐらい下船されました。
手早く作業が進んで、すぐに出港。
部屋に戻って、次の御蔵島入港は何時かなとモニターを確認。
この位置情報システムって、どこかの船と似てるな〜と考えていましたが。。太平洋フェリーのに似てませんか?
0555 御蔵島に入港。
岸壁でテキパキと進む作業を惚れ惚れと眺める。
0730頃 レストランが開いたので朝食にしましょう。
シンプルに、トーストと珈琲。
隣に座っておられる方は日本酒を冷やで味わっておられたのでした。なんかカッコイイ。
4デッキ中央の案内所。
ここで、橘クルボンくんともツーショット♪
0850 いよいよ八丈島底土港に入港です。
岸壁前で回頭中
後ろには「友正丸」が停泊しています。
下船して「橘丸」をパチリ。
岸壁では、橘丸仕様のフォークリフトも活躍しておりました。
ここからは町営バスで移動しようと思っていたので、待合所の観光案内カウンターで停留所の場所を尋ねたところ、な、なんと夏季以外はバスは港に立ち寄らないそうで。。最寄りの「東畑」バス停を教えてくださいました。
港からまっすぐ歩いて約10分の交差点を右に曲がったところです。
そこからバスに乗って「大里」で下車、この日お世話になる宿へ行きました。まだチェックインには早い時間なのですが、事前に調べた限りでは、空港以外にコインロッカーが見当たらなかったので、とりあえず荷物だけ預かってもらおうと思ったのです。
身軽になったところで散策開始。
玉石垣のある辺りを歩いてみました。もう紫陽花が満開。
そこからプラプラ歩いて、ジャージーカフェに立ち寄ります。
お目当は、この明日葉パフェ。ちょっと早いけどベーグルサンドも買ってお昼にしましょう。どちらも、めちゃ美味しかったです。食べている間にスマホの充電もできてラッキー!
さて、十分すぎる休憩のあとは、近くのバス停「旧役場前」からバス移動します。
バスに乗る際、車内でバスパを購入しました。1000円で2日間、路線バスと温泉(4箇所)が乗り放題入り放題という優れものです。このバス停前にある観光協会で教えてもらいました。バス乗車の際に小銭を用意しなくてもいいのも嬉しい。
せっかくなので温泉に入りましょうということで、中之郷温泉の足湯に行きました。
実は、バス乗り場で一緒になった女性が偶然また同じバス停で下りられ、私が足湯に行くと言うと家がそちらの方角だからと途中まで道案内してくださいました。
聞けば愛媛のご出身で、偶々旅行で来た八丈島が気に入って移住してしまわれたとか。たまにそんな話も聞きますが、実際にその方からお話を聞いたのは初めてです。
「足湯きらめき」に到着。なかなかのロケーションです。太平洋を眺めながらの足湯は最高。
足湯に満足したあと、近くの「やすらぎの湯」へ。
サラッとした柔らかいお湯で熱過ぎず、ゆっくり入ることができました。
お風呂から上がって休憩室で涼んでいると、朝一で乗ったバスの乗り場で会った男性と遭遇。そこから旅の話で盛り上がりました。その方はいつも行き当たりばったりで旅に出られるとか。とりあえず下調べしないと気が済まない私には考えられないけど、面白いお話でした。
それからまたバスに乗って「大里」で下車。
宿へ向かう前に海岸まで下りてみました。すぐ向こうが八重根港。ずーっと向こうに見えているのは小島。手前右の崖に隠れて見えませんが、その奥には八丈富士がある方角です。
道を歩いていたら、こんなものを発見。
まあるく欠けたコンクリから顔を出した緑たち。
さてさて、宿に来ました。お世話になったのは「満天望」さん。
特に印象に残ったのは、金目鯛の幽庵焼き。酒盗チーズも添えられ、お酒に弱い私ですがノンアルコールビールをお願いして正解でした。
久しぶりのコメントですみませんm(__)m。先月、伊豆大島行ってから、八丈島について調べてましたが、レンタカーを使わずに八丈島内を観光できるのを知ることが出来て良かったです。来年八丈島に行ってみたいです。
返信削除いえいえ、こちらこそご無沙汰しております。
削除私も八丈島ではレンタカーも考えていましたが、調べているうちに町営バスがあることに気づきました。ただし本数はあまり多くありませんのでお気をつけください。
http://www.8bus.jp/bus_time.html
八丈島は、いろんな方とお話できとても楽しかったので、ぜひまた訪れたいと思っています。