2016/04/03

04. 佐渡汽船「あかね」(粟島・佐渡の旅)

船旅4日目。
この日は小木港から「あかね」に乗船しました。
これだけの大きさの双胴型高速カーフェリーに乗船するのは初めてです。

小木までは、新潟交通佐渡の路線バスを南線→小木線と乗り継ぎます。
朝食後、宿の送迎車で両津港まで送ってもらいました。

(写真は小木港にて)



両津港ではバス時間まで少し余裕があったので、ターミナルの「売店・そばコーナー」で珈琲を頂き、ちょうど入港してきた「ときわ丸」の見学。








さて、まずは南線に乗車します。
運転手さんに小木まで行く際の乗り換えバス停を確認すると「はい真野新町です」その後少しして「本線→小木線の方が少し(60円)運賃が安くなるよ」と教えてくださいましたが、もう発車ギリギリの時間だったのでそのまま南線で行きました。

実は、事前に調べた時は、本線→小木線で行こうと思っていたのでしたが、前日に確認のため調べていたら南線→小木線というルートもあることに気づきました。本線からの乗り継ぎだと佐和田BSでの乗り継ぎ時間が2分しかなく、一つ早い便だと30分待ち。南線→小木線の真野新町での乗り継ぎ時間は18分ということでこちらに決めたのでした。

(写真は小木線の車内。南線はもっと混んでいました)


真野新町のバス停は、ちゃんとした待合室がありトイレも完備していました。




小木線に乗り換えると、海岸線を走っていきます。良い天気で遠足気分♪






乗り換え時間も含め、1時間47分で両津港から小木港へ到着。



階段を上っていくと、こんな表示が。
狙ったわけではありませんが、新潟から両津までは昨日「ときわ丸」で、両津から真野町まではレンタカーで、真野町から小木までは本日路線バスで通り、小木から直江津までは「あかね」で通りますので、結果的にすべて踏破することになります。



3階が切符売り場と待合室。



今後、あまり乗る機会がないかもと「ときクラス」を奮発。
窓口で席の指定を受けましたが、係りの方が「今日はべた凪ですし」と1番前の真ん中。







出港まで時間があるので小木の町を散策。
道路の真ん中で堂々と毛繕い中。





これは見てみたいと思い入り口へ行くと、、


残念。わざわざ教育委員会へお願いするほどの時間はありません。








港へ戻ると、ちょうど「あかね」が入港してきました。









ターミナルにて乗船待ち。
ここでもサドッキーが活躍中。



たらい舟には前回来た時に(20年以上前)乗りましたが、やはりグルグルその場を回るだけ。これを軽々と操るおねえさんを尊敬したものです。







11:35頃、いよいよ乗船です。
車両甲板の横を通って、前方の階段を上がっていきます。
 

前方もパシャリ(階段はこの左側)



まずは、指定の席へ


ときクラスの座席はレザーシートです。



後ろの方にはサロンもございます。(なぜか突然丁寧な言葉遣いw)




あとは全て2等座席になりますが、リクライニング可能で前の席との間隔も広めで、なかなか快適そう。全席指定。







キッズルーム



この船は全席椅子席ですが、平成27年12月からじゅうたんコーナーが設置されました。(右舷最後尾)
私が乗船した日はべた凪で全然揺れませんでしたが、波が高い日には結構揺れて船酔い者続出とか。そのための措置らしいです。



売店
お昼時でしたが、パンが少しあるだけでお弁当は販売していませんでした。乗船時間が1時間40分と短いからでしょうか。




そうそう、船内を探索している時には感じなかったのですが、トイレに入った途端に、鉄板を踏んでる感触が足の裏から伝わってきました。こう言う感触は初めてで、外国で造船された船だからなのか。多分、他の場所はカーペットなどが敷いてあって直接鉄板の感触が伝わりにくいのかなと思うのです。








11:50出港
港内はゆっくりと進み、港外に出たところでスピードアップ。

お天気が良い日だったので日差しが暑いくらい。
途中で、売店の方が「珈琲はいかがですか?」と出前販売にいらっしゃいました。残念ながらサービスではありませんw




船内放送で、後部デッキに出られると案内されたので、いそいそと。
船内にいるとさほどスピードは体感できないのですが、デッキに出るとさすがに速さを実感。









13:05直江津港内へ入りました。





また、車両甲板を見学しながら



13:30定刻に下船。







港から直江津駅までのバスが接続しているようですが、私は徒歩移動。
関川に掛かる荒川橋を渡り



直江津駅近くの商店街では「雁木造」を通り
雪国らしい「雁木造」、実際に歩いたのは初めてです。



駅前の「直江津庵」で、ちょっと遅い昼食。
天ぷらはげそ天でした。




日本海ひすいラインに乗車。


1両のワンマンカーです。



そして、泊駅で「あいの風とやま鉄道」に乗り換えて帰ってきました。こちらは4両編成でした。実はこれに乗ったのは初めて。ちょうど開業1周年になるんですねぇ。
(富山駅にて撮影)


10 件のコメント:

  1.  こんにちは
     今ぱしびぃの船内からです。どうもつながりがいまひとつよくありません。写真が全部見られなくて残念! でもまゆきさんのコメントから伝わってくる感じで想像しています。お天気も良く乗り継ぎもよさそうですね。たらい船乗らなかったのですか?これは本当に操船が難しいですね。船長でも無理だと思います。

    返信削除
    返信
    1. こんにちは
      オォーー、ぱしびぃご乗船中ですか。そんな貴重なお時間にコメントありがとうございます。
      「三陸復興クルーズ」ですね。そのクルーズ気にはなっていたのですが。。。佐渡裕さんには会えましたか?もう明日はお帰りですね。
      また、お帰りになってから、写真も見てくださいませ。

      削除
  2. おっ、海上国道の・・・区間が、国道 350号線には・・・在るんですねぇ。

    まぁ、僕は・・・時刻表とか、全く 読めへんので、凄いよなと・・・思います。

    うーん、あかね・・・カッコイイですよねぇ。

    返信削除
    返信
    1. 上の記事に追記したのですが、私は思わず知らず、その350号線を踏破してしまっていたようです。
      私も時刻表を見るのは面倒なんですが、この場合仕方なく、、です。
      「あかね」は外国で建造された船で、そういう意味でも珍しく興味深く見てきました。

      削除
  3. 軽さが命のアルミ船体ですから。
    過激な表現をすれば、基本、どこもペナペナですよ…(^^;)
    なっちゃんもそうでした…

    返信削除
    返信
    1. なるほど、アルミでしたか、あの心許なさは。
      軽すぎる踏み心地でした。今まで乗った船(離島への小さな船も含めて)では経験したことのないものでした。

      削除
  4. こんにちは。今、「あかね」の船内です。2等座席ですが、凪なのに床からへなへなした独特の振動が伝わってきます。少し波が高かったら、酔いそうですね(^_^;)

    返信削除
    返信
    1. 今、ちょうどあちらにコメント入れたところでしたw
      やはり、異様な揺れ(振動?)がありますか。そういう話はよく聞きます。
      船酔い者続出のため、後からジュータン席が設けられたらしいですね。

      削除
    2. 幸丸は幸いなことに教育委員会にお願いしなくても見られました(^_^) 今、この記事とても役に立たっています!

      削除
    3. お役に立てて幸いです。私もHiroさんや他の方のブログをずいぶん参考にさせていただいています。
      幸丸展示館の雨漏り直ったのですね。それは良かったです。またいつか行くことがあったら見てみます。でも、小木航路は便が少ないし、両津から回るには佐渡島は大きくて大変ですしww

      削除