2012/04/29
フェリーで鹿児島へ(3) 「桜島フェリー」と「指宿のたまて箱」
シャトルバスは12時少し前に鹿児島中央駅に到着しました。
バスを降りたら荷物をコインロッカーに預け、市電乗り場に急ぎます。
行き先は桜島フェリーの乗り場。せっかく鹿児島に来たのですから、これに乗らねば帰れません。
友人との待ち合わせの14時までには戻らなければいけません。ちょいと時間が厳しいのです。のんびりした市電の中で駆け足するような気持ちで(笑)「水族館前」で降車。そこからは歩いて5分。一生懸命歩きました。
ところで、鹿児島の市電って、ちょっと縦に細長いというかスマートに見えるんですけど、気のせいでしょうか。。
乗り場に着きました。料金は後払いなので、そのままフェリーへ乗り込みます。
桜島フェリーは24時間、日中の一番多い時で10分間隔で運行されています。
私が乗ったのは、第十五櫻島丸(チェリークイーン)ですが、これ、どこかで見たような可愛いデザイン。。確かディズニーのアトラクションに似たような船がありませんでしたか?
船内に入ってぐるっとまわった後、待望のうどん屋さんへ行ってみましたが既に何人も並んでいます。乗船時間は15分しかないので、ちょっと無理そうと思いデッキに出ました。
デッキでは皆さん桜島の撮影に余念がありません。お天気が良いので素晴らしい眺めです。
一番新しい新桜丸(サクラエンジェル)とすれ違いました。
などといっているうちに桜島に到着。改札口で150円(行きの運賃)を払います。
さて、せっかく桜島に着いたことですし少し散策などしたい所ですが、何せ時間がない。残念ながら折り返し同じ船で帰る事にしました。ということで改札が始まったら、また150円(帰りの運賃)を運賃箱へ入れて船に乗り込みました。
今度は乗船してすぐうどん屋さんへ。何と一番乗りでした(笑)
うどんを持ってデッキに上がって潮風に吹かれながら食べました(これが夢だったのよねぇ)
慌ただしい乗船でしたが、帰りもこんなに素敵な風景を眺めることが出来ました。
桜島も桜島フェリーも最高!
桜島フェリーのHP
さて、フェリー乗り場に着いたのですが、待ち合わせの時間が迫っていましたので、帰りは市電を諦めてタクシーで鹿児島中央駅を目指しました。
駅に着いたのは14時10分前ぐらい。。駅の階段を駆け上がり、改札口の前で待っていた友人となんとか落ち合う事が出来ました。いやはや、結構慎重派の私にしては冷や汗ものの綱渡り状態です。
でもって、次はコレに乗りました。
鹿児島中央駅から指宿駅までを運行している「指宿のたまて箱」です。
一日3往復の運行だそうですが、凄い人気だそうで、友人が切符を買いに行ってくれた時も10分もしないうちに売り切れたそうな。。
車内は色々な席が工夫されています。
たとえば、海沿いを走る路線なので窓を向いた席は最高のオーシャンビュー。
こちらは、本棚に囲まれた1人掛けの可愛い席。
ただし、乗車時間が55分しかないので、景色を眺めたり車内を見学しているだけで精一杯。読書しているヒマは無いものと思われ。。
そんな中で、友人が買ってくれていたお弁当をいただいたり。。(さっき、フェリーうどんを食べたばかりなのですが、、、(^^;;)
あっという間に「たまて箱」は指宿駅に到着。噂のけむりを浴びました。
鹿児島に着いてから走りっぱなしの私でしたが、ここでようやく一休み。
指宿駅前にある足湯で、酷使した足をほぐしてやりました。
さて、「たまて箱」に乗車中に、友人から思いがけない話を聞きました。
実は彼女も桜島フェリーに乗ったそうなのですが(彼女は鹿児島に早く着いていたので「よりみちクルーズ」という鹿児島湾内を周遊する50分のコース)、その乗船中に、「ぱしふぃっくびいなす」らしい船を見かけたと言うのです。でも、ぱしびぃは博多発着のクルーズ中で、この日は屋久島に寄港しているはずでした。なので鹿児島にいるとは思えないのだけど、「たまて箱」も海沿いを走って行くので見えるかもしれない。ということで私も目を凝らして窓の外を眺めていたところ。。。少し遠くて確信は持てませんが、それらしい船が確かに一瞬見えたのでした。
うーん、何故鹿児島にぱしびぃが?疑問と興味とがいろいろ頭の中をぐるぐるした結果。もしかしたら、昨日からの強風で屋久島が抜港になって急遽鹿児島に寄港しているのかも…という推測の元。帰りにその港へ行ってみることにしたのでした。。。続く
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