2013/08/28
飯坂温泉への旅 (前編)
もともとJRで行く予定でした。
でも、朝目覚めたら凄い雨。
なんとなく嫌な予感がしつつ駅へ行くと、、、
呉羽で線路が冠水して不通とのこと。でも我々が向かうのは東の方なので大丈夫だろうと思ったら、越後湯沢で新幹線に接続する特急も金沢発なので来ませんよとのこと。
さて、どうしたものか。高速バスを検索するも満席。
高山方面も不通とのことで、近くの出張族と思われる男性が「富山に閉じ込められた」とつぶやいていましたが、まさにその通りの状況です。
とその時、娘が「車で行く」と言い出したのです。
こんな天気の中ちょっと心配。と思いましたが、彼女の決意は固い。
では。と心を決めたら後は早かった。
切符の払い戻しをして、家に帰り地図を確認。ナビをセットしてしゅっぱ〜〜つ!
新潟中央からは磐越道へ入ります。ココからは二人とも未踏の地w
磐越道は会津のあたりまで対面通行が多いのですね。
そして、郡山で東北道へ。
東北道って、思った以上に交通量が多くスピードも速い速い。
ひょえ〜〜って感じ。運転してない私でも緊張して、どっと疲れました。
途中3カ所ぐらい休憩しましたが、名立谷浜SAではちょうどお昼時。
これ、上越市民のソールフードだそうです。
まぁ普通のサンドパンで、普通に美味しかったです。
富山から福島の飯坂まで約430km。休憩も入れて7時間ぐらい。
夕方6時前には、無事飯坂温泉に到着したのでした。
飯坂温泉の町並み。いい感じです。
泊まったのは、飯坂温泉駅から徒歩1分、川を挟んで向かい側に建つ「橋本館」
大正8年創業の老舗旅館です。
最初の予定では電車移動だったのでアクセスを優先したのですが、これが思った以上にいい宿でした。
客室は8畳間に、縁側と言うには広過ぎるこんなスペースがあります。
館内にはレトロな家具や道具があちこちに。
お風呂はこんな感じ。露天はありませんが、源泉掛け流しです。
さらっとしたいい湯質でした。
汗を流したら、夕飯。
食べきれないほどの御馳走でないのが好感が持てます。
どの料理も手作りで満足の美味しさ。
右上の焼き物は、福島牛の陶板焼き(写真を撮るのを忘れました)
船型の器は、郷土料理の「いか人参」とてもシンプルだけど、人参のコリコリとした歯触りがクセになりそう。そのうち作ってみようと思っています。
和風旅館で和食なれど、こちらは鮭とホタテ、生ハムのマリネ。
かなりレベルが高い。
部屋からの眺め。
ライトアップされた十綱橋が美しい。
今夜は駅前でビアガーデンがあり、花火も上がります。と女将さんが仰ったので、夕食後、プラプラと散歩に出かけました。
こちらは、なんと明治15年に建てられた木造3階建て。
側には、飯坂温泉発祥の碑や鯖湖神社、共同浴場、足湯などもあります。
雨のおかげで涼しくなった夜風に吹かれながら、いい気分。
昔ながらの温泉街に泊まったのは、いったい何年ぶりだったか。。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
片道430kmの悪天候下をお嬢様がお一人で走破されたのですね。
返信削除隣のお母様はひょえ〜〜〜〜〜!て感じでどっと疲れたと。。。。
なんとなくですがお嬢様のお気持ちかわかりますです。はい。そうです。w
ライトアップされた十綱橋綺麗ですね。食事も美味しそうです!
蜘蛛の巣の欄間がいいですねぇ。
独りモンでも枕を2つ並べたくなりますw
東北は大阪からは遠いのです。富山からは近いですね。
いえいえ私は何回も運転代わると言ったのですが、、、
削除彼女はどうも、どこまで行けるか自分の記録を伸ばしたかったようで(新潟までは行ったことがあり)、でも、変に自信をつけた今後が心配ですw
それにしても、飯坂温泉も、この宿もよかったです。
東北は遠いですが、もしいつか機会があったら是非。
きっと気に入られると思います。
うーん、確かに・・・長距離やし、母娘・・・揃って、勢い & 根性が・・・在るんですねぇ。
返信削除うーんと、多分向こう見ずなところは似てるかもしれませぬ。
削除私も、数年前は初めて行った土地でいきなりレンタカーで走ったこともありました。ww
今日は
返信削除即決、実行、羨ましい、私に一番欠けていることです。
色々心配なことはあるけれど無事到着良い宿に恵まれて良かったです。
今はさることウン十年前飯坂温泉のイメージ通り変わりませんね。初めて鯉のあらい・鯉こくを食べました。←そのころから食いしん坊だったのね。
こんばんは〜〜
削除まぁ今回は娘の勢いに乗ったというか。私1人だったら中止です、もちろん。
最初は電車で行く予定にしていたので、駅から近いこの宿に決めたのですが、想像以上に良かったです。
東北の良さも再認識。また行きたいです。