《 2017年9月12日 一関→気仙沼→花巻 》
東北ではこの日、大雨、強風、波浪。。。などいろんな警報、注意報が出ていました。これから行こうとしている気仙沼も例外ではなく、前夜からどうしたものかと考えていましたが、「とりあえず港まで行ってみよう。乗れなくても港の様子を見てくるだけでもいい。」と言う結論に達しました。
朝になって「大島汽船」のHPを見ると「本日は定刻運行しています」とのこと!
しかし、大船渡線は朝から運転を見合わせています。幸いなことにバスは動いていましたので、一関8時発のバスで行くことにしました。
一関駅西口のバス乗り場5番には結構人が並んでいます。隣の人に「気仙沼行きはここでいいですか?」と聞いたら、「私も今聞いてきたところで1,050円握りしめてます。」と仰るw この会話を聞いてか、多分地元の方が、「気仙沼行くの?ここでいいよ。」と言ってくださいました。何だか和気藹々とした雰囲気です。
バスは並んでいた皆がちょうど座れるほどの混み具合で出発しました。
そうそう、一関では駅から徒歩1分(実際には2分ぐらい)のホテルサンルート一関に宿泊しました。何と言っても駅に近いのが選択の最大の理由ですが、以前からサンルート系列のホテルはお気に入りです。
朝食に郷土料理の「ひっつみ」が出されていました。
さて、バスは順調に走って、0825頃に北上川を渡りました。川の水はかなり増水しているようで、茶色く濁っています。(シャッターを切るタイミングが最悪)
「薄衣バス停」で降りた乗客が、運転手さんに何やら訪ねています。結構長く。観光案内所じゃなく路線バスです。でも、それに親切丁寧に答える運転手さん。
その後、心なしかスピードが上がったように思ったのは気のせいでしょうか。
新月パーキングで4分休憩もきちんと取って、0915定刻気仙沼に到着しました。
さすがプロです。
お天気が悪かったので駅からタクシーを利用。大島汽船乗り場に到着するちょっと手前で、運転手さんがメーターを止めてくれたのが嬉しいです。
切符売り場は、簡単な建物です。
切符売り場は、簡単な建物です。
1000発 「フェリー亀山」に乗船しました。
操舵室の窓の下あたりにあった船の銘板。
こちらは反対側にあったものを帰りに撮影。
出港です。
気仙沼港には造船所が多いです。
建設中の橋が見えてきたあたりで、僚船の「ドリーム大島」と反航。
橋をもう一度。
「平成23年3月11日に本県を襲った「東北地方太平洋沖地震」の津波により、大島地区の住民が長期間の孤立を余儀なくされるなどの甚大な被害を受け、大島架橋の必要性が再認識されたことから、災害時の緊急輸送路としての機能を向上させ、市のまちづくり計画とも調整を図り、平成30年度の完成を目標に事業を推進しています」(宮城県HPより)
https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/ks-doboku/o-shima.htmlとのことですが、橋が完成後に船はどうなるのか。
大島の浦ノ浜港が近づいてきたあたりで養殖筏がたくさん見えました。
約25分で大島に到着です。
今回は、残念ながら大島から着発で帰ってきました。
港のすぐそばにタヌキが...(見てきたのはこれだけ?笑)
1040発、同じ「フェリー亀山」に乗船。
気仙沼エースポート発着所に戻りました。
下船したところに給油の船がやってきたのを見れてラッキー。
ちょうど昼時でしたので、道を挟んで向かいにあるK-portでランチです。
港を眺めながらピザランチ。幾つかの種類の中から、せっかくなので「ケセンヌマ」を選択。シンプルなマリナーラソースです。
後で調べたら、マリナーラってイタリア語で「船乗りの」を意味する形容詞だそうな。なかなか良い選択をしたとニヤニヤしています。
調子に乗ってデザートも付けました♪
食後は少し坂を登って、港を見下ろしてみました。(右下の黒い建物は磯屋水産。その右横がK-port)
そろそろ駅へ戻りましょう。帰りは気仙沼の町を歩きます。
東浜街道。陸前高田方面から続く道です。左へ曲がったところに気仙沼市役所があります。今朝乗ってきたバスは市役所前でも停まります。そこから大島汽船までは徒歩10分ぐらい。
7分ほど歩いてまた分岐点。右へ行くと気仙沼街道。ここから駅までまた約10分。
気仙沼駅に到着。
この頃になると大船渡線は動いていましたが遅れありとのことでしたので、またバスで帰ることにしました。
この時間帯だとバスはかなり空いていました。
一関に戻って、1443発東北本線(盛岡行き)に乗車。
花巻で下車しました。
花巻で下車しました。
こんばんは。
返信削除雨だとやはり全然雰囲気も違いますね。さらに今回は一連のカットで構図が大島での乗船シーン(船は違いますが)を除いて、私が撮ったものとほとんど違うのでとても新鮮味があります。
タヌキとかは「そんなのいたっけ?」ですし、サンルートは何かを期待して泊まった筈なのに、実は朝食は良く覚えていないという有様です(笑)。
やはりなんといっても山に掛る霧雲と船や造船所がいいですね。橋の完成後船はどうなるのかは私も気になります。
散策ルートはほとんど同じでも、視点によってこうも違う気仙沼。今度は大島散策も兼ねてまた行ってみたいです。
おはようございます。
削除なんとサンルート、同じでしたか。サンルートは古いところが多いですけどなんとなく落ち着く好きなホテルです。
Hiroさんのブログを読み直してみましたが、確かに全然違いますね。同じところに行って、これだけ違うのも面白いです。
それと、いつも地図を片手に追いかけていますが、BRTの経路がなかなか難しかったのですが、今回自分であの辺りに行った後では理解度が上がっています。旅の前後に何度も地図を見たということもありますが、歩いて風景を眺めたことであの地域が少しわかってきたのかもしれません。