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2017/06/06

粟島ふたたび( 粟島・飛島・佐渡 2 )

《2017年5月24日 粟島》

宿を出て駅へ向かいます。と言ってもすぐ目の前なのですが。
ここで、港へ行く「粟島浦村乗合タクシー」を待ちます。予約制ですが、村上駅から岩船港まで通常2,000円のところを700円で利用でき、大変ありがたい。(詳しくはこちら

菖蒲が綺麗だな〜と見とれていたら、タクシーがやってきました。運転手さんが名前を確認してくれて乗り込むと、シートに100円硬貨が3枚。運転手さんにそう言って渡すと「ああ、忘れ物ですね。今乗っていた人、名前もわかるから。。ありがとうございます。」と。朝の船に乗って来られて、今病院まで送ってきたところだとか。このタクシーが島民の足となっている様子が垣間見えました。




10分少々で岩船港に到着。事前に予約しておいたので、窓口で発券してもらいます。
すでに乗船が始まっていました。
これが、今回乗る高速双胴船「awaline きらら」です。

向かい合わせに「フェリーあわしま」も停泊していました。こちらの船には昨年乗船。(その時の様子はこちら) 昨年来たのは3月でフェリーのみの運行でしたが、やはり高速船にも乗ってみたいと思い再びやってきたのでした。


2011年の竣工。建造はツネイシクラフト&ファシリティーズ。
とても綺麗な船内です。


上部デッキに上がる螺旋階段。


階段の横に、柳原良平さんの絵がありました。



曇り空なのが残念ですが、波のない穏やかな海を船は進んで行きます。





1035 約55分で粟島に到着しました。
白い建物は、観光案内所や粟島汽船の事務所が入っています。



早速、散策開始。

港のすぐそばにヘリポートがありました。

除雪車もいます。やはり新潟ですし積雪するのでしょうね。

島の北東部にある鳥崎。あそこを目指して歩いていたのですが、小雨模様の空になり途中で引き返してきました。



港まで戻って、民宿や食堂があるエリアへ足を伸ばします。
昨年3月に訪れた時に比べると、少し活気があります。5月の連休ごろに「島びらき」と言う催しがあるそうです。


港にある「カフェそそど」と言うお店で一休み。
東京から移住した若い夫婦がやっているらしい。

魚カツバーガーとジンジャエールをいただきました。パンも手作りっぽいです。


食事中に、「フェリーあわしま」が入港してきました。
想定内のことでしたので、港側の窓側の席に座っておりました。



食事後港へ向かい船を写した後、帰りのチケットを購入して乗船しました。
帰りも「awaline きらら」です。



1330 出港。
帰りも海は穏やかで、予定通り55分間の船旅を楽しみました。




 





岩船港からは、また乗合タクシーのお世話になって村上駅へ戻ってきました。
帰りは粟島の窓口でチケット購入時に予約します。ちなみに行きも帰りも、私一人の利用だったのですが、どちらの運転手さんも穏やかで丁寧な応対。土地柄もあるのかなと思いました。

次は「いなほ7号秋田行き」に乗り、さらに北上します。


17時過ぎ、酒田に到着。この日はここで宿泊。




泊まったのは駅から徒歩約20分の「若葉旅館」さんです。

全室和室の落ち着いた旅館。私が泊まった部屋はバストイレ付きでしたが、別に薬草風呂がありますので、そちらでゆっくりと温まりました。


一人旅ですし、リーズナブルなプランを選んだのですが、夕食はこんな感じでした。
鶏モモのシンプルな煮込みスープが特に美味しかったです。ワンドリンクのサービスもあります。






そして、翌朝の朝食は女将さんの手作り。
このメニューの中では、鮭のあらの粕汁が最高でした。
中庭も美しく、スタッフの皆さんも感じの良い旅館でした。  



6 件のコメント:

  1. 旅館のご飯がこれまた豪華ですね。
    何気にふかふかのお布団が気持ちよさそうです。

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    1. 日本海側の小さな町の日本旅館に嵌りつつあります。
      なんだかほっこりと落ち着きます。人もご飯もいいですよ。

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  2. 私が行った時はawaline きららは欠航でしたので、次行くときは乗ってみたいです。鳥崎の方は行ってませんし、島の裏側も。島の周りを廻る観光船もあるそうなので、何度でも。

    「若葉旅館」さんは夕食もいいですね。飛島も含めて何度でも。

    でも、両島とも波が高いと酔うのですよね。

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    1. フェリーと高速船があったら、やはり両方に乗ってみたいと思いますね。今回、私もそうしようと思いましたが、島での滞在時間を考えてこうなりました。
      ありがたいことに、今回も両島とも穏やかな凪で助かりましたが、そのうち大変な目に会うこともあるかもしれません。大きな船でも時化たらそれなりですが、小型船だったら。。と思うとちょっと辛いですね。

      おかげさまで「若葉旅館」さんは最高でした。若旦那さんが頑張ってますね。翌朝登場された大女将もいい雰囲気の方でした。
      今回は船と島と宿を楽しむ、素敵な旅となりました。

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  3. m.y6/08/2017

    おはようございます。
     梅雨に入りまして朝からポツポツと・・・これからこんな日が続くのでしょうか?
     粟島聞いたことはありますが行ったことがありません。まゆきさんのお話を聞いて何となく島の雰囲気が伝わって来ます。のどかで静かな温かそうな島人々の気持ちが嬉しいですね。双胴船は安定感があって乗り心地よさそうですね。

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    1. こんにちは
      こちら梅雨入り発表はまだですが、それでも湿度を考えるともう充分に梅雨っぽい空模様です。
      船に乗っているうちに島へ渡るのが楽しくなってきました。瀬戸内海や日本海、九州そして北海道とそれぞれにちょっとずつ雰囲気が違うように思います。
      双胴船は安定感がありそうですが、海が時化ればそれなりに大変そうです。私は今のところ助かっておりますが。

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