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2016/03/23

01. 鮭のまち 村上(粟島・佐渡の旅)

新潟方面へ船旅に出かけました。
新潟というのは隣の県なれど、西隣の石川に比べると随分遠い。地理的にも気分的にも。なので、なかなか足が向きません。
今回の目的のメインは「佐渡汽船」なのですが、実は20年以上前に乗船しています。それがフェリーというものに乗った初めてのことで、そして、、、こっぴどく船酔い。それ以来「佐渡汽船」は私の中で鬼門となっていたのでした。

そういうわけで、近年、船によく乗るようになってもなかなか乗船の機会がなかったのですが、ようやく再チャレンジしてみようという気分になりました。
せっかく「遠い」新潟へ遠征するので、もう一箇所、粟島へも行ってみよう。この時期は船の本数もまだ少ないので、村上で前泊。
富山から高速バスで新潟まで4時間弱。白新線・羽越本線で村上へ74分で到着です。

鮭のまちとして知られる村上。駅では、鯉のぼりならぬ鮭のぼりが出迎えてくれました。




駅前の風景




村上に着いたのは午後3時頃。
宿に入るにはまだ少し早いので、町中を少し歩いてみることにしました。









こんな町の本屋さんを見つけると寄ってみたくなります。
郷土史に関する本が充実していました。








駅まで戻って
こちらが宿泊した「石田屋」。駅の真ん前にあります。






中に入ると、お雛様がいらっしゃいました。
ちょうど、「町屋の人形さま巡り」が開催中で、こちらでも飾られていたのです。






案内された部屋は、落ち着いた和室。
トイレ、洗面は共用。一人でしたので6畳間を選びました。十分な広さです。






早速お風呂に入って汗を流したら、夕食です。
カウンター席でいただきました。



蟹、ホタルイカなどの前菜、刺身、鮭カマ、はらこ丼、味噌汁。
はらこ丼は、海苔の香りがとてもよく合っています。











翌朝。
窓を開けたらこの風景です。




そして
朝食も美味しい!朝からご飯お代わりです。
味噌汁の麩がとても厚みがあってふっくらしています。かなり好みの味。
駅の売店で「岩船麩」として売っていましたが、お椀のような形でかなり嵩張るので買って帰るのは断念。通販できるようなので申し込もうと思ってます。

いい宿でした。また、ぜひ泊りに行きたい。


6 件のコメント:

  1. m.y3/23/2016

    こんにちは
     今度は逆側にいっみましたか?やはり船酔いがひどいと忘れられないでしょうね、佐渡には一度渡ったことがありますがあまり揺れた記憶がありません。私は車やブランコには酔ったことがありますが船によったことはありません。(酔う前に薬を飲みます。陸揺れは良く感じます。)
     村上は鮭の町ですか?知りませんでした。とても風情のある町ですね。宿もクラッシックで落ち着いていますね。はらこ丼食べたいです。

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    1. こんにちは
      今回はお天気も良く全く揺れませんでした。それに、20年も経てば船の性能も随分向上しているに違いありませんね。実は、もともと乗り物酔いするタチで、今でも酔い止めは必ず携行、怪しい時は前もって飲みます。まぁ、多少慣れもあるのか、最近は失敗することもなくなっていますが。
      村上では、三面川に鮭が遡上してくるそうです。この宿のはらこ丼は評判も良いようで、実際とても美味しかったです。

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  2. こうじ3/23/2016

    むちゃくちゃ美味そうな食事ですね。
    結構お高いのでしょうか?
    興味津々です

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    1. この宿、とっても良かったです。おすすめです。
      女将さんも50歳前後ぐらいかな?気さくでよく気がつく方で感じが良かったです。
      宿泊代は、私が泊まった6畳の部屋で一泊朝食付き一人使用で6,800円。夕食は、このベーシックプラン(4品)で2,160円です。お料理屋も兼ねているので、他にも定食メニューや一品料理が結構あって、その日に注文してもいいようです。
      詳しくは、こちらをご覧ください。
      http://www.iwafune.ne.jp/~ishidaya/index.html

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  3. 旅好きおやじ3/26/2016

    まゆきさん 今日は。
    日本海も穏やかな季節になりましたか。

    新潟は佐渡ヶ島を含め未踏の地です。
    地図を引けてご一緒します。

    鯉の村上は震災の時にニュースで知ったくらい・・・。
    路線バスの旅を見ているような風情のある雰囲気も感じますね。

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    1. こんばんは
      上にも書いたように、今まで新潟にはあまり足が向かなかったのに、いきなり新潟市を超えて村上まで行ってしまいました。村上の向こうは山形の鶴岡市という、南北に長〜い新潟の北端です。ところが、行ってみるとなんとも風情のあるいい町で、いい宿にも巡り合え、すっかり村上のファンになってしまいました。

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