柳井から三津浜へ (4) 三津の渡しと三津浜焼き

フェリーを下りたあと、渡し船（三津の渡し）に乗りに行きました。
三津の西性寺前から対岸の港山地区までを運航。
正式名称は松山市道高浜２号線だそうで、松山市の運営です。




フェリー乗り場から港沿いに歩いて行くと、こんな建物が。
国の有形文化財だそうですが、現役の「石崎汽船本社」




対岸の湊三嶋神社などを眺めながらてくてく。。




約5分で到着。




ちょうど船は対岸で乗船客を下ろしたところでした。



しかし、渡し船に乗るためにはこの結構急な階段を下りねばなりません。
船が到着するまで階段を下りるなという注意書きがありました。
渡しの運航時間外は、事故防止のため階段上部に柵が引かれるようです。



船はすぐに方向転換して、



こちらに向かってきました。






船には、救命胴衣兼座布団が装備されています。





さて出港〜
フェリー乗り場方向を見るとこんな感じ。



そして反対側。と港風景を見つつ、、



あっと言う間もなく、2〜3分で対岸にとうちゃ〜〜く。



待っていた子は、自転車を抱えての乗船です。




そして、また対岸で待っている人たちのところへ折り返して行きました。
なかなか忙しそうです。









さてさて、港山地区には造船所が見られます。
そこに、石造りのドライドックがあるということなので、ちょっと探してみました。
情報ソースはこちら→三津浜周辺の観光巡り



途中、なんとなく怪しげな？場所も通りつつ歩いて行くと。。



発見！金網越しですが見る事ができました。
小さな規模とはいえ、現役のドックを見たのは初めてです。



さて、またてくてく来た道を引き返し、渡しの乗り場をちょっと過ぎて、さっき三津側から見た「湊三嶋神社」にも立ち寄って、





ここからフェリー乗り場のほうを見ると、ちょうど中島汽船の「なかじま」が出港して行くところでした。この船にも乗ってみたいと思っていたのですが、ちょっと時間的に厳しそうでしたので今回は断念。でも船を見れただけでも良かったです。




もう一回渡し船に乗って戻ろうと歩いていたら、三津側の乗り場横に停泊している船に気づきました。2隻体制で運航しているのでしょうか。





三津へ戻ったところで、もうひとつ楽しみにしていた「三津浜焼き」のお店を探します。
港町三津浜のソールフード」といわれる三津浜焼きのお店は、紹介されているだけでも20軒以上あるようです。
参考サイト→人情港町の路地裏ソールフード



いくつか候補にあげていた中から「みよし三津店」に入ってみました。
この日は結構暑くて、そんな中歩き回った後にお店のドアが少し開いていたのも入りやすかったような気がします。
中に入ると鉄板の台が一つと、テーブルが1台だけの小さなお店でした。
待っていたお客さんが、焼き上がった三津浜焼きを持ち帰ったら、私1人になりました。



いわゆる広島風のお好み焼きなのですが、中に入るのがそばとうどんの2種類あります。お好み焼きにうどんというのは初めて聞いたので気にはなりましたが、結局そばを選んで焼いてもらいました。
そばやうどんだけを焼くメニュー（素焼き）もあるそうで、お好み焼きの場合は「台つき」と言うそうです。目の前で焼いてもらって約20分で「そば台付き」の出来上がり。

焼いてもらっている間、お店のおばちゃんといろいろ話をしたのですが、そのうち旅の話になって意気投合。おばちゃん同士なんだか一気にお友達のようになってしまいました。
数多あるお店のなかでこの店に入ったのも何かのご縁だったのかもしれません。




三津浜焼きでお腹も気持ちも満たされたところで駅に向かいます。