富岩水上ライン fugan に乗る

《 2017年10月28日 》

朝９時過ぎに　環水公園に来ました。
2年前にここから発着している富岩水上ラインに乗船しましたが、3船あるうちまだ乗っていない「fugan」に乗るためです。
雨こそ降っていませんが、ちょっと肌寒い曇り空です。

2年前の記事（sora編、もみじ編）

この写真の左側にあるチケット売り場に行くと当日券がまだありました。（HPでも予約することができます）
fuganの定時運行は休日だけなのですが、乗り場には3船揃っています。後でわかったのですが、この日soraは団体の貸切運行だったそうです（逆に平日はfuganが貸切運行されるようです）。

こちらがfugan、瀬戸内海の常石にあるツネイシクラフト&ファシリティーズで建造されました。平成27年3月に竣工した新しい船です。

出港時間まで、まだ少しあるのでその辺りを散策。
公園内にある天門橋（一番上の写真）の上からの立山連峰の眺めが最高なのですが、この日は曇り空でイマイチ。

同じく天門橋から見た乗り場の3船。右から fugan、sora、もみじ。

団体客が乗り込んで、soraが出港していきます。通常ルートだとそのまま真っ直ぐ進んで行くのですが、貸切運行は周遊するようです。

天門橋を潜っていきます。

時間になったので乗り場へ向かいます。

先に「もみじ」が出港していきました。

乗船して、私は後部オープンデッキのベンチに座りました。
ちょっと寒いかなと思いましたが、ライフジャケットを来たら暖かくなりました。

1010出港です。

15分ほどで中島閘門まで来ました。
が、私の場所からは門扉を写すことができませんでした。
先に到着していた「もみじ」。この船だと前も後ろもよく見えます。

閘門の中に入ったところです。

後ろを振り返ると上流側門扉が閉まっていきます。

上流側門扉が閉まると、すぐに水位が下がり始めます。

2.5m下がるのに約５分。みるみる下がっていきました。

今度は下流側門扉が空いて、船が進みます。

こちらは操作室。

閘門を出て振り返ったところ。
下流側門扉はすでに閉まっています。

閘門を通り過ぎたところで、「中島閘門カード」が配られました。

へ〜〜、2年前にはなかったと思いますが、後で係りの方に聞いたら去年から配布を始めたそうで、このカードを目当てに来るマニアもいるとか。。

さてさて、河口に近づいてきました。岩瀬にある新日本海重工業、2004年に2代海王丸が座礁した時はここで仮修理が行われました。

岩瀬のシンボル展望台。近くにある琴平神社の常夜燈がモデルです。

富山港には貨物船がいっぱい。。。と見ていたら、

23日に座礁した船が！「今日から油を抜く作業が始まった」とガイドさんが仰っていました。

終点のカナル会館へ向かって、右方向へ曲がったところに係留されている富山市消防艇「神通」。

振り向いたら、「神通」と座礁船のツーショットになってしまった。。w

1110岩瀬カナル会館に到着。閘門の通過を含めて60分の船旅でした。

この乗り場のすぐそばをポートラムが走っています。岩瀬浜駅までは徒歩4分。

先に到着していた sora

15分で再び環水公園へ向けて出港していくfugan

そのあとsoraも続きました。

さて、そろそろ帰りましょう。
その前に、最近評判のパン屋さんに立ち寄ってみましたが、噂に違わずほとんど売り切れ。かろうじてメロンパンとカルツォーネを購入。帰宅してから美味しくいただきました。

富岩水上ラインのチケットにはポートラムの乗車券もセットになっているので、これで帰ります。日中は1時間に4本のダイヤです。

富岩水上ラインのチケットでいろいろな割引サービスがあるので、今回は樂翠亭美術館にも立ち寄ってみました。