ぱしふぃっくびいなす「隠岐・輪島クルーズ」乗船記 / 金沢編、下船後関門海峡へ（博多、隠岐、金沢、下関、北九州への旅 5）

2016年10月29日−30日　金沢→博多→唐戸

29日の寄港地は輪島の予定だったのですが、気圧配置の関係で強風、波浪も高く入港が難しいということで金沢へ変更するということが28日夕方に決まりました。輪島港は外海に面しているので波の影響など受けやすいのでしょう。

ということで、0630頃、船は金沢港無量寺埠頭へと入港してきました。
空はどんよりと曇り、雨も落ちています。

寄港地変更や抜港は何度か経験してきましたが（前回の飛鳥Ⅱも隠岐島抜港でした）、いつも思うのは、変更後の対応が素早くきちんとなされていることです。
今回も港には歓迎のプレートがちゃんと用意されていますし、ツアーのバスもすでにスタンバイされていました。

昨日配布されていた「寄港地変更のご案内」

小雨模様のデッキで入港見学をしていたので、温かいコーヒーでほっと一息。

そして同室のお友達と一緒に朝ごはん。

午前中は船内でのんびりと過ごし、
お昼は、卓袱うどんとかやくご飯。

午後のシャトルバスで金沢駅まで行きました。
金沢駅からは城下まち金沢周遊バスに乗って何箇所か観光しようということになりましたが、途中でこのまましばらく乗りましょうと車窓見学。結局近江町市場で降りて市場内をぶらぶら＆お買い物。

歩き疲れたところで加賀麩の老舗「不室屋」さんで一服。

このお店の茶寮ではお昼時に「麩久箱膳」を出しているのですが、もうおやつの時間でしたので、それぞれ甘味をいただきました。私は麩まんじゅうと抹茶です。

甘いものをいただいて元気が出たところで駅までそぞろ歩き。駅まではまっすぐの道で15分ぐらいです。
駅でちょうどシャトルバスに乗ることができて港へ帰ってきました。


船に乗る前に写真を一枚。
金沢港には以前、客船や珍しい船が入港するたびに車でやってきては写真を撮っていたので（最近はとんとご無沙汰ですが。。）港の様子は良く知っています。 船の周りにはフェンスが立ててあるのですが、「ちょっと写真を撮りたいのでそこまで出ていいですか？」と警備のお兄さんに断って、岸壁の端っこまでビューんと走って振り返ってパチリ。
いかがでしょう？w  ぱしふぃっくびいなす＠金沢港

そういえば、このブログの右の欄の一番下にあるプロフィール写真も金沢港で撮ったぱしふぃっくびいなすの写真です。９年前の夏、台風が近づく夕暮れ時で幻想的な空でした。

日も暮れて、ディナーの時間です。
が、料理の写真が一枚もありません。この日もフルコースでとても美味しかったのですが、おしゃべりと食べることに忙しかったようで。。
仕方がないので、とりあえずメニューだけでもご覧ください。

そして、この日は夕食後にハロウィンパーティーが予定されていたのですが、荒天は続いており船の揺れも結構大きくなってきていました。ので、転ばぬ先の杖とばかり、さっさとお風呂に入りベッドで横になってしまいました。








航海最終日の朝になりました。
下船は17時の予定でしたので、まだまだ1日楽しめます。

朝食はいつもの通り和食。フルーツもたっぷりいただきました。

ウノを楽しんだり、ビンゴに参加したり（私は相変わらずですが、同室の方が大当たりでワインをゲット）。お天気が悪くてもお楽しみはいっぱい。

あるいは、ぼーっと海を眺めているという最高の楽しみもあります。

お昼は海鮮丼。

最後にケーキとサンドイッチまで食べて、1700博多港中央埠頭にて下船しました。
美味しくて（食べてばっかりという噂もw）、楽しい船旅でした。今回のクルーズを企画された旅行社さん、とても頑張っておられて、今まで敬遠していたチャータークルーズを見直すいい機会になりました。

さて、船を下りた後は、博多国際ターミナル前のバス停で天神行きのバスを待っていたのですが、ここで佐賀から来たという母娘連れとお話が弾みました。

お2人も私と行き先が同じで、、やってきたのは天神高速バスターミナル。お2人は佐賀行き、私は唐戸行きのバスに乗ります。他の方の旅行記でこの高速バスがあることを知り、乗り換えなしで行ける便利さに惹かれました。料金も1540円とリーズナブル。

福岡〜下関（ふくふく号）

このバスターミナルには、スタバやコンビニがあって便利です。乗り場もとてもわかりやすいと思います。

無事バスチケットも購入し、ベンチに座って待っていると、先ほどの佐賀のお母さんがこちらへ歩いてこられるのが見えました。このバスターミナルは最近新しくなったということで、出発時間まで見て回っていたとのこと。再びいろいろお話ししているうちに、なんだか佐賀に行きたくなってきましたw

この福岡〜下関行きの高速バスは、途中何箇所か停留所に止まりながら、唐戸へそして最終バス停が下関となります。関門海峡はトンネルではなく関門橋を渡っていくので夜景がとても綺麗でした。

この日の宿泊先は「下関グランドホテル」。今乗ってきたバスの唐戸バス停と道路を挟んで真向かいです。このホテルを利用するのは２回目（前回はこちら）関門海峡に面して建っているロケーションが抜群のホテルです。今回は海側朝食付きのプランで7,400円（素泊まりなら5,700円）、料金は変動制ですがかなりお安い日だったようです。

バルコニーからの眺めはこんな感じ。足下に関門汽船の乗り場があります。

関門海峡ですから、夜でもたくさんの船が航行しているのが見れますが、

この日夜中の0時すぎには、ぱしふぃっくびいなすが目の前を通過していきました。
まぁ、これを見るのが目的だったわけです。

翌朝の窓外の眺め。ずっと見ていても飽きません。　　

レストランで朝食をいただいて（もちろんレストランもオーシャンビュー）

チェックアウト後、ホテルの向かいに建っている下関南部町郵便局に立ち寄りました。日本最古の現役郵便局舎だそうです。

そして、サンデンバスで下関駅へ向かいました。