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2016/03/30

03. 佐渡汽船「ときわ丸」(粟島・佐渡の旅)

この日は佐渡汽船「ときわ丸」で、両津へ向かいました。
新潟駅万代口バスターミナル3番線から、朱鷺メッセ・佐渡汽船行きに乗ります。
朝の通勤時間帯とあって、バスターミナルは混み合っています。随分長い列ができていたので、ちょっと不安になって最後尾の方に聞いたら「8番です」と言われてホッとしました。
しばらくしてやってきた佐渡汽船行きのバスは、ほぼ席が埋まるぐらいの混みようです。途中、余り乗り降りもなく、朱鷺メッセでほとんどの乗客が降りて行き、佐渡汽船で降りたのは3人ほど。まぁ、結構余裕を見て早めのバスに乗ったからかもしれませんが。

(この写真は翌朝両津港で撮ったものです)



バス停のすぐ前がエスカレーター入り口。



3階まで上ると、広〜いスペースに、切符売り場、待合室、売店、食堂、観光案内所など



早速、インターネットで予約していた乗船券を発券してもらいます。
自動発券機もありますが、今回は窓口でお願いしました。
乗船の際に、QRコードを機械にかざします。





出港20分前に乗船が始まりました。




エントランスホールがかっこいいです。





5階階段ホールに歴代の船の写真




今回は1等イス席にしました。



こんな感じでリクライニングの効く快適な椅子です。
その上、窓際の席だったのですが、この日は日差しのせいかカーテンがきっちりと閉められていて外を見ることができずガッカリ。



こちらは、1等ジュータン席。





5階前方にある展望ラウンジ。入港の際にはずっとここで過ごしました。






4階 2等ジュータン席横の廊下。ここでも十分かも。



イベントプラザ。3階入り口。



3階、4階の吹き抜けになっています。



3階 キッズルーム




スナックコーナーに「ときわバーガー」というのが売られていて美味しそうだったのですが、朝食をがっつり食べてきたので入りそうになく断念。







9:25 いよいよ出港です。
デッキで見ていて気になったのがこの方。
出港後、船が岸壁を離れても、艫綱の端っこを持ったまま船と一緒に移動。



船が回頭を始めたところで、先ほどの綱が再び下げられて艫綱がビットにかけられました。ヘーーーー!こういう作業は初めて見ました。他の船もやっているのでしょうか?






さて、回頭が終わったところで、だんだんスピードアップしてきました。
新日本海フェリーの横を通って(停泊していたのは「ゆうかり」)、佐渡両津港を目指します。
















11:26 両津港が近づいてきたところでジェットフォイルとすれ違いました。



いよいよ佐渡両津港に入港です。










佐渡では、珍しくレンタカーで回ることにしました。
350号線を西へ西へと走り、45号線に入って(この辺りから海岸線を走るので良い眺めです)沢根、二見を過ぎて、着いたのは稲鯨という集落。
佐渡の地図を眺めていて、どうしてもここが気になってしまったのです。と言いながら、稲鯨に着いたら満足して写真を撮っていないのですが、、、立ち寄った郵便局のマークが証拠写真ということで。
郵便局の局員さんに「稲鯨」という地名の由来を訪ねると、「私も詳しいことは知らないのですが、ここから見える岩の形が鯨に似ていたという説もあります」とか。面白い方で、「私転勤で来ましたが、わかりにくい場所で。。よく此処がわかりましたね〜」いや、車にナビ付いてますから ww
しばらくお話しした後、せっかくなので朱鷺のフレーム切手を買ってきました。






この後は、小木まで行って博物館で千石船でも見ようかと思ったのですが、どうも私のタルい運転では時間的に難しいかもしれないと断念(小木には次の日に行く予定でしたし)。真野から方向を変え東へと向かいます。

どんどん走って、新穂にある「佐渡市トキの森公園」に立ち寄りました。




最初に資料展示館、次に飼育ケージを眺め





そしていよいよ「トキふれあいプラザ」
と言っても触れるわけではありませんが

卵を抱いているところが見れたり


広いケージ内を歩いている様が見れたり


そして、ガラス越しですが目の前で採餌しているところを観察できます。
上の2枚はカメラのズームで引っ張っていますが、この採餌の様子はまさにキャッチフレーズの「トキまで2センチ!」








佐渡のドライブを無事終えて、宿へ。
宿泊したのは加茂湖畔にある「ホテル志い屋」。両津港まで送迎があります。
古い温泉旅館ですが、ロビーに展示してあった古い写真はなかなか興味深く見ました。


ここにも雛人形が飾られていましたが、新潟は4月まで飾る風習なのでしょうか。



部屋は昔ながらの旅館の風情ですが、何より温泉が素敵でした。




「ホテル志い屋」さんのHPよりお借りしました



じゃらんで「ビジネス2食付プラン」を予約しました。
陶板焼きは牡蠣と野菜。温まったら卵とじに。
大広間に5つほどテーブルがあり、3つはお仕事の方、1つは少しお年を召した男性2人の友人同士という感じでした。



朝食はこんな感じです。




部屋からの朝の眺め。



8 件のコメント:

  1. おはようございます。
     佐渡汽船「ときわ丸」はとてもきれいな船ですね、ずいぶん昔になりますが私が乗った船とは全然違います。快適そうです。どの船だったか忘れてしまいましたが大桟橋を出港するとき舫い綱を一つだけ残して出港ししばらくして船の向きが変わってから外していたことがありました。でも係員が持って歩いて再びかけられるのは見たことがありません。
     トキの森公園・・・思い出しました。こんな感じのところから見ました。帰りに買ってきたトキの切手今でも持っていました。懐かしいです。

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    1. もう、20年以上前のことで、そして酷く船酔いしていて、どんな船に乗ったかサッパリ覚えていないのですが。。快適な船に乗って、これで佐渡汽船へのトラウマは消えました。w
      舫綱の件、ありがとうございます。私が知らなかっただけなんですね。これからは少し注意して見てみたいと思います。
      そうそう、朱鷺ですが、宿泊した宿の仲居さんが「最近はこの辺の田んぼに結構いますよ〜〜」なんだそうです。

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  2. 蹴球閑人3/31/2016

    大阪高知特急フェリーなき今、佐渡汽船は日本一地酒の品揃えが充実してる酒飲み天国航路だと思います。「禁酒室」にはお気づきでしたかw スナックと売店がフル営業してるのも高評価です。ジェットフォイルとほぼ同額の特等は、プライベート・デッキ付きで、湯のみに淹れたお茶の給仕サービス(セルフじゃない!)もありました。比較的低費用・短時間でクルーズ気分を味わいたい方には、これからの季節オススメです。

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    1. 大阪高知だとそれほど乗船時間も長くないと思いますが(佐渡汽船も同じく短いですね)、それでもお酒は欠かせない、高知の県民性を考えると納得です。アルコールに弱い体質で、残念ながらあまり飲めない結果お酒に興味もわかず「禁酒室」には気づきませんでした。「禁煙室」と同じ意味なのでしょうか。次回乗る時は、私のような者が選ばねばならない部屋のような気がします。
      スナックコーナーでは「ときわバーガー」が気になりましたが、朝食でお腹いっぱいだったのでまた後で、、と思いながら忘れてしまいました。

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  3. いいですね(^^)。佐渡汽船は未乗船なので、参考になります。私も行くときは1泊2食付プランを狙います(^^)。

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    1. 佐渡では、ビジネスホテル的な宿はあまりないようでした。最近では、昔ながらの旅館でもビジネスプランを設定しているところが結構見受けられ、気軽に利用できていいですね。

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  4. こんばんは。実は小木の前の記事ですね(^_^)

    まゆきさんがお泊まりになられた「ホテル志の屋」さんは、私がいま泊まっている「夕日と湖の宿 あおきや」さんの対岸みたいです。周りの旅館も外から見た限りは似たような感じで、佐渡ではこれが標準のようですね。

    バスは南線を使ったので、トキの森公園も経由して来ました。明日はどうするか、まだ決めておりません。今日も、たらい舟は「あかね」を降りてから決めました(^-^)

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    1. 最初に「あおきや」さんの写真を見た時、エレベーターの写真であれ?同じ宿?と思ったほど似てますね。雰囲気が。

      明日もまた楽しんでください。佐渡は大きいですからw 私が昨年3月に訪れた時は、写真のように連なる雪山が出迎えてくれました。

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