02. 九州郵船「フェリー ちくし」で壱岐へ（2016 壱岐・唐津の旅）

次は博多港から壱岐へ、九州郵船のフェリーに乗りました。
壱岐へ行くのは初めてです。
前日までの荒天候、そして玄界灘はいつも揺れるしなぁ。。という心配が少々ありました。何より春の嵐が吹き荒れた後なので余波が気になります。。

※写真は博多埠頭にて

時間を少し戻して。
阪九フェリーの連絡バスで小倉駅に着いた後、小倉–博多間は新幹線を利用しました。
新幹線？贅沢〜〜と思われるかもしれません。実は私も少し前まで考えてもいなかったのですが。。
小倉–博多間の移動時間&料金は、快速で68〜74分（1,290円）、特急で44〜60分（1,800円）、新幹線で16〜17分（2,110円）（特急、新幹線共自由席料金）
新幹線の費用対効果が半端なく良いのです。
これを知ってから、移動時間を短縮させたい時は迷うことなく新幹線を選択しています。もちろん、余裕がある時は快速ですが。17分なんてあっという間。混んでたら立っていても苦にならない時間です。

ということで、あっという間もなく博多に到着しました。
新門司や小倉では雪がチラチラと降っていましたが、博多は曇り空。

ここからは、西鉄バスの博多埠頭（ベイサイドプレイス）行き（99番）で移動します。
途中で、まだ時間があるので少し街を歩いてみようと「神屋町」バス停で降りると、少し行ったところに九州郵船のビルがありました。偶然の遭遇にびっくりぽんw







朝の博多の街を歩いて、、、
博多埠頭第2ターミナルには9:17到着。
ここには3ヶ月前にも来ています。その時は第1ターミナルでしたが。

ターミナルに入ると乗船受付があったので申し込み用紙を書いていると、どうも違うような。。よく見ると1階は車両乗船の受付でした。人のみの場合は2階がチケット売場。こんなふうに分かれているのは初めて経験しました。

ちなみに、ジェットフォイルのチケット売り場は第1ターミナルです。ややこしい〜。

そういえば、このターミナルには野母商船の受付もあります。
「太古」はいい船でした。また乗りたいなぁ。

左に売店。右方向にはこじんまりとしたレストランがありお弁当も売っていました。
放送で「船内には売店がありません」と流れていましたが、実際に乗船してみると自販機（飲み物、カップ麺、お菓子）のみでした。

出港約15分前に乗船開始。
ボーディング・ブリッジを通って船内に入ったところは2階。
案内所や、1等、2等指定の客室があります。
参考までに九州郵船HP 船舶紹介ページです。1994年の就航。

こちらが2等指定。最初から枕が並べられているのが面白いです。

1等船室は撮れなかったのですが、1階上がったところに1等専用の展望ラウンジがあり、追加料金を払って入ってみようかと思ったのですが、その頃には既に博多湾を出た辺りだったし、船内放送で「海上時化模様」ということでしたので高い位置は揺れるかな〜と断念。

このフロアには、「壱岐・対馬観光」「国債信号旗」などの展示がありました。
ちょっと珍しいですね。

自販機のラインナップはこんな感じです。

2等船室は、一つ下りた1階。
こちらで大人しく過ごしておりました。
フェリーに乗り始めの頃は、この座敷席で知らない方と一緒にごろ寝するのはちょっと苦手だったのですが、すぐに慣れw　今回のように結構揺れるときは寝るのが一番とばかりゴロゴロ。

さて、海上時化模様のため船は予定（12:20）より遅れ、壱岐郷ノ浦港には12:40頃到着。
ここから印通寺港までバス移動を予定していたのですが、バス時間まで10分しかありません。乗り場（郷ノ浦本町）まで一生懸命に急いだのですが。。。
（なので、この郷ノ浦港の写真も歩きながらw）

乗り場に到着した時には既にバスは出てしまった後でした。。

次のバスは15時までありません。仕方ないのでタクシーで移動することにしました。
まぁ、こういうことも想定内ではありました。

乗ったタクシーの運転手さんは女性で、飼っておられるワンコの話で楽しいひと時。
また、これから乗船予定の印通寺ー唐津航路は気象状況によっては入港する港が変わることもあるとか。そういう場合はタクシー会社にも連絡があるそうですが、離島航路の厳しさを垣間見たのでした。