05. 日本クルーズ＆フェリー学会（博多への旅）

最後に、今回の旅の一番の目的のお話です。

ちょうど1か月ほど前に、船友さんから1通のメッセージが届きました。
「日本クルーズ＆フェリー学会」の総会・講演会に参加しませんか？
が、がっかい？　私が？　そんなのムリムリ。。。と最初は思っていたのですが、
いつもの無駄な好奇心と向こう見ずな性格で、いつの間にか参加申込みメールを送ってしまいました。
そして、会場の大阪へ往復するだけでは勿体無い（いえ、参加するだけで充分価値あることでしたが）とばかりに博多まで遠征してしまったという、、相変わらずの無茶無謀。


さて、学会当日の朝です。
神戸港にフェリーで着岸、そのあとJRや地下鉄などを乗り継いで、会場の大阪府立大学に到着。いや、ちょっとだけ遅刻してしまいましたが。

大学という場に足を踏み入れたのが久しぶりなのと、急いで会場を探していたので、もっときちんとした学会の案内掲示があったのに写しておりませぬ。大学構内の写真も皆無というお粗末さです。すみません。



言い訳はこれくらいにして、
学会の講演会です。
10:20から、予定では17:50（熱弁が続き実際は大幅に延長）まで多数の講演が続きました。研究者の方から港湾、造船、船会社など多方面からの切り口のお話は興味が尽きず、1日がそれこそあっという間に過ぎて行きました。

今回の講演の中には、最近新造船が就航したばかりの名門大洋フェリーからの報告もあったのですが、船会社だけでなく建造した三菱重工業株式会社の技術面のお話もあり、とても面白く聞かせていただきました。 
2日前に乗船したばかり（実はこの講演会に向けての予習のつもりもあったりするのですが）なので印象も新鮮でした。

また、ツネイシクラフト＆ファシリティーズ株式会社の電気推進船の講演では、資料の中に先日乗ったばかりの富岩運河クルーズの船「fugan」が載っており嬉しくなってしまいました。実は3船あるうちのこのfuganだけはまだ乗っていないので、来年航行が始まったら乗りに行かねば。
それと、2年前に乗った庄川遊覧船「クルーズ庄川」もこの会社の製造船舶だったことをHPで発見しました。

この日は、様々な方向からの船の話を聞けただけではありません。
以前から大好きだったフェリー会社の方とお話しできたり、ブログでお付き合いのあった方と実際にお会いできたりと、嬉しい出会いが次々と。。。

なかなか聞けない話を集中して聞くことができ、また船関係の方々との出会いもあり、大満足の充実した一日となりました。

誘ってくださったNさんに大感謝。そしてお話しできた皆様、ありがとうございました。

（ちょっとオマケ話）
会場が大学だったので、昼食は学食でいただいたのですが、こういう場所も超久しぶりで楽しかったなぁ。サラダは1g 1円で、レジの横にある計りに乗せるシステム。
そしてレシートにはカロリーや栄養評価が点数式に記載されています。カレーライスを選んだ私は、タンパク質も野菜も全然足りませんでした。反省！