7/6 コルサコフ展望所より（千島列島とロシア探求の旅 7）

コルサコフに戻って港へ帰る前に、もう一箇所街や港を見渡せる展望所へ立ち寄りました。

ここは「望郷の丘」と呼ばれ、日本統治時代にさまざまな事情で南樺太にやってきて、その後、帰国できなかった朝鮮人の子孫が故郷をしのんで建てたモニュメントがあります。

この展望所からの眺めは素晴らしいものでした。
右の岸壁には、ぱしふぃっくびいなすが停泊中。手前左の岸壁はフェリー乗り場。

そして、朝のどんよりとした空からは想像もつかない最高のお天気。

展望所のそばに建っていたアパートの1階に、なにやら発見。

このマークは、日本にもあるコンビニですよね！

ということで見学に行ってみると。。

内部は狭く、売っているのはウオッカやお菓子類が多く、日本の店舗とは随分雰囲気が違いました。

ちょっとピンボケですが、散歩中の可愛らしいワンコ。

こんな車が停まっていましたが、輸入してそのまま利用しているのでしょうか？

こちらは、展望所に来る途中に車窓から見た「旧拓殖銀行大泊支店」の建物です。現在は使用されていません。

1450頃、港に帰ってきました。

乗下船の度にパスポートのチェックがあります。

船室に荷物を置いたら、友人と一緒にお茶タイム。

彼女は自由行動で、また楽しいことがたくさんあった様子。

それぞれ違う一日を過ごし、写真を見せあったりしながらの報告会。これが、また楽しい時間です。

1700出港時間です。

あっという間のコルサコフ滞在でしたが、なかなか充実した楽しい時間でした。そして日本とサハリンは随分近いということに、今更ながら気づいたわけで。。。

また機会があったら訪れてみたい。サハリン鉄道にも乗ってみたいと思ったのでした。（稚内からフェリーが出ているという情報も確認済み。笑）

さて、今夜も夕食は和食。
写真は前菜の雲丹豆腐。たいへん美味しゅうございました。