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2014/08/28

7/10 美しき山コリャーク(千島列島とロシア探求の旅 14)


この写真、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、『ぱしふぃっくびいなす の2014年上半期クルーズパンフレット』に載っているものです。これを見て、この山はアヴァチャ山でペトロパブロフスク・カムチャッキーの港からこんな風に悠然と聳え立っている様が見えるもの、、、と思い込んでいた私(たぶん友人も)。
ところが、よくよく見ると写真には「ペトロパブロフスク・カムチャッキー市街」と書いてあり、山の名前もコリャーク山。アヴァチャ山はこの隣の山だというではありませんか!
勝手に思い込んでいたとはいえ、ガッカリ。。。な私。

でも、友人は、諦めません。
この写真(それも、パンフはもう1冊しかなかったのでフロントでコピーしてもらった)を見せて、これが見える場所までタクシーで連れていってもらう!と言うのです。



ということで、通船乗り場に行ったところ、多分イミグレの責任者と思われる方がいたのでお願いしてみました(それも、船のスタッフに英語で通訳してもらった)。彼は電話で誰かと長々と相談したのち、OK。

通船で上陸後、やってきたのはタクシーではなく普通の車でした。(彼の友人?)
とにかく、希望の場所に連れて行ってくれるということで、いざ出発!





最初に着いたのは、アヴァチャ湾が見渡せる高台。
真下に港が見えますが、最初、船はこの港に接岸予定だったらしいのですが、急に錨泊に変更になったとのこと。



ペトロパブロフスク・カムチャツキー Petropavlovsk-Kamchatskii






そこから約20分ほど走って着いた場所は、、

オォー!! まさにこの場所です。
一番上のパンフの写真と見比べて下さい。
手前に住宅が建ち並び、その向こうに悠然と佇む山。

ね、同じでしょ。

思いが通じるって素晴らしい! 感激!

ペトロパブロフスク・カムチャツキー Petropavlovsk-Kamchatskii


左がコリャーク山、右がアヴァチャ山です。

ペトロパブロフスク・カムチャツキー Petropavlovsk-Kamchatskii


それにしても、いつも以上に友人の情熱と交渉術には脱帽です。






さて、感動と大満足の後、港へ帰ってきました。







船に戻ってティータイム。
感動の嵐のため、お腹が空いたのか。ケーキのほかに、サンドイッチまで食べてしまったのでした。(ただの食べ過ぎ。。)



6 件のコメント:

  1. リン8/29/2014

    キャー!!  嬉しい!!

    行ったところが記録に残るとは! 感謝感激です!

    まゆき。 さんの、説明で山の違いが良く理解できました(笑)

    いまだに、勘違いしていましたよ~

    パンフレットは、アバチャ山と、まだ思い込んでいました。

    そう言えば、Sさんが、何度も説明して頂いたのに(^-^;

    このクルーズは、良い思いでばかり♪

    現地のロシア美女には、日本でもお目にかかれないほど、親切にして頂き、悪い人ばかりじゃ無いんだ!! 
    戦後の怖い話ばかり聞かされていたので~

    私は、ワールド?グローバル? な人間になるんだ。
    そして、世界中の人達とも沢山出会い、人生を楽しみたい!

    有難う。

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    1. 思い込みって怖いですね。あんなにSさんに説明してもらったのに(笑
      私も、あれからパンフや資料など読んで勉強いたしました。
      今回のブログは、違うこと書いてるかも〜と不安になりながら書いています。

      それにしても、楽しいこと、嬉しいこと、感動、感動のクルーズでした。
      ロシアでは日本と変わらない生活がありましたね。
      個人と個人は、どこの人とも仲良くなれる気がします。

      あなたは、すでにグローバルです。今後もどんどん、その勢いで楽しい人生を!

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  2. おはようございます。
     すっ、すごい!、すごすぎる~~~
     私なら、あれっこの景色見えないじゃない、たぶんパンフレット用ね。で終わっちゃうと思うけれど・・・・
     でもこの景色に会った時の感動はわかります。パンフレットと同じ景色アヴァチャ山も素敵だけどコリャーク山も素敵!

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    1. ええ、私もひとりだけだったら諦めていましたね。
      でも、不可能を可能にする人が身近にいましたので。。

      この景色は、ただ普通に出会うより何倍も何十倍も感動しました。
      素晴らしい〜〜!あれも、これも。

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  3.  へぇ、カラフルな 建物の・・・向こうに、合間には・・・遮るもんも、特に・・・無しで、背の・・・高い山が、2つも・・・聳えてる 風景は、ウソみたいにも・・・見えるんやけど、ホントに・・・凄いですよねぇ。

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    1. 我が故郷にも山はありますが、異国の山々もまた違った雰囲気の美しさで、惚れ惚れと眺めましたです。

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